photo: Jun Arakawa styling: Shogo Ito(sitor) hair&make: MIZUHO(VITAMINS) editor: kohei Nishihara

主演 大谷亮平インタビュー ミュージカル 『ボディガード』

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見てくれた人の心に残る演技をしたい

この2年を乗り越えてボディガードは進化する。

 ケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストンが共演した、1992年公開の『ボディガード』。映画史に残るこの名作のミュージカル版が、来年2月に再演される。この舞台の初演は2020年の春だが、新型コロナウイルスの影響で、大阪5公演のみの上演で幕を閉じた。予定されていたほとんどの公演が、中止となったのだ。主演の大谷亮平は、そのときの気持ちをこう語る。

 「刻々と変わる状況を見て、稽古を続けながらも中止は覚悟をしていたし、仕方がないということも、頭ではわかっていました。でも、歌やダンスを一生懸命に稽古してきた出演者たちの姿を見ていたので、この作品を観客に届けることができないのかと、残念な気持ちでいっぱいでした」

 だからこそ、再演が決まったときは、大きなよろこびがあったという。しかも、大谷にとって、本作は舞台への初挑戦となった作品。再演にかける想いも、特別なものがあるはずだ。

 「再演するにあたって、初演のときを改めて振り返りました。そうしたら自分の演技に対して、惜しいなと思えるところがいろいろあって。あの頃の僕は、あまり観客にどう見えるかということを意識できていなかった。自分がきちんと演技ができていれば、伝わるだろうと。ちょっと独り相撲なところがあった。だから次は、もっと観客側も意識した演技を心がけたいです。初演時よりも、見せ方も気持ちも、ステップアップして、見てくれた人の心に残る、フランクを演じたいと思っています」

 2年の歳月を経て、より磨きのかかった大谷の演技。その姿を確かめに、劇場を訪れたい。

 

おおたに りょうへい
1980年生まれ。大阪府出身。2003年、韓国の「ダンキンドーナツ」のCM出演をきっかけに韓国でモデル・俳優として活動し、ドラマや映画で活躍。2016年より日本で活動を開始する。


information

ミュージカル『ボディガード』

2022年2月8日(火)〜2月19日(土)
東京国際フォーラム ホールC

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ヒロインのレイチェル役は、
柚希礼音・新妻聖子・May J.のトリプルキャスト!

 ボディガードであるフランクが守るヒロインのレイチェル役を演じるのは、高い歌唱力を持つ3人。元宝塚歌劇団トップスターの柚希礼音に、ミュージカルでも評価の高い新妻聖子、そして新キャストでもあるMay J.が、トリプルキャストで歌姫として舞台に立つ。彼女たちが、あの名曲「I Will Always Love You」をどう歌うのか、いまから楽しみだ。

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公演概要やチケット情報は公式HPへ
http://bodyguardmusical.jp



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