コーヒーpapaのおいしい話⑫

グルメ, コラム

 3年ほど前から機能性表示食品の認可が始まり、今後巨大な市場を形成する可能性が大きいと推測されます。逆に言えば、人口減少の中、市場の発展性がここにしかないと考える企業が多いからでしょう。今の10歳児は100歳まで生きる確率が50%といわれますので、食品の意味も根本的に問われ、新たな市場が問われています。

 昨年、ある食品展に行きましたが、機能性表示食品のオンパレードで、参入も簡単になっているのが不思議でした。機能性の材料を開発して販売する会社、機能性表示食品のコンサルティング会社、商品をカプセル化する会社などが多く、「だれでも参入ができる状況が生まれているんだ」と感心した次第。残るはマーケティングのみということですので、すごい時代になったものです。


機能性表示食品が並ぶ展示会

 食品には、生命維持のための栄養素、味を楽しむための味覚養成、健康維持のための体調調整などの機能があります。トクホ(特定保健用食品)は、体調調整に着目し、不適切な生活習慣に伴うリスクを低減するように開発された食品です。したがって、自社開発し、その成分表示がされ、動物、ひとに対する試験結果が基になりますので、研究費がかさみます。その分信用度は高くなるかもしれません。

 ただし、消費者はその効果をどれだけ実感しているのかは難しいところでしょう?

 トクホは、現在1000品目を超えています。

 乳酸、オリゴ糖、食物繊維など整腸作用、またコレステロール、中性脂肪、そして血糖値関連などが多くを占めます。

 すでに糖尿病が疑われる人口は1000万ともいわれ、超高齢化社会で認知症は現実的に大きな問題ですし、さまざまなアレルギーも深刻といわざるを得ません。

 そのような中で、大学の研究室ではさまざまな植物、果実などに含まれる成分分析を行い、ラットでの実験を通し、基礎的な機能性成分の研究もしています。

 学部生も院生もテーマが与えられ、就職活動と並行し、実験をしています。

コーヒー成分の機能性研究は、日本の大手企業や世界中の研究機関が行っています。

 クロロゲン酸、オリゴ糖、カフェイン、トリゴネリンなど多岐にわたっています。

 ASIC(世界コーヒー科学学会)でも、農業、遺伝子、化学、気象変動、病害虫以外にphysiological(健康・病理)は重要な研究対象となっています。


ASICに参加した筆者

 しかし、健康には食生活や生活習慣の改善も重要です。トクホは、医薬品ではないことに留意する必要がありますが、市場規模は6500億円規模となっています。機能性食品も合わせれば、かなり大きな市場といえます。

 個人的で恐縮ですが、もう数年間胃の調子が悪く、食事後の胃のもたれや胃痛などに悩まされてきました。「逆流性胃腸炎」とか「機能性ディスペプシア」とかいわれながら、さまざまな薬を飲んできましたが、一向に回復せず、牛乳と一緒に瓶入りのLG21もデリバリしてもらっています。(実は牛乳好きです、瓶入りはなぜかおいしいので….)

 もちろん、主治医にはセルベックスを処方してもらっています。ピロリ菌の除菌、胃カメラの検査などでも異常はなく、原因不明です。

 ストレスといってしまえば簡単ですが、それこそあいまいです。

 食生活を改善すればよいのでしょうが、食べたいものを食べることのできない食生活(朝起きたときから、その日の食事に思いを巡らせますので、卑しいですね)は考えられませんので、無理してしまいます。

 毎朝のトーストには、フランスの発酵バター(カルピスバターや高千穂バターなどでもOK)が必須ですし、他の2食はイタリアンでも大丈夫という洋食派です。

 米は、すし、うな重など以外はほとんど食べませんので、若い時からの食生活で、胃が疲弊しているのでしょう。コメの消費が減少しているのは、私のようなものがいるからでしょうか? 

 食べると胃痛がする最悪の状態のときは、2~3日絶食するか1日1食おかゆ(コメが登場します)かバナナで済ませるかの選択をします。そうすれば少しは状態がよくなりますが、根本解決にはなりません。

 しかし、最近やっと効果のある薬に巡り合いました。

 「タケキャブ20mgは、1日1錠ですが、確かに効いている感覚を覚えます。この薬の服用で、ステーキやとんかつも食べることができるようになりました。ただ、天丼や焼き鳥のつけたれや揚げ物の油は、注意が必要です。

 油脂の劣化は過酸化物価という指標がありますが、店で検査するわけではありませんので、新鮮な油を使用していることを告知するような時代が来るかもしれません。

 最近は、ランチを学食(テークアウト専門を含め3つある)でとることも多くなりましたが、レシートにカロリーが表示されますので、さすが大学と感心しています。

 2つある食堂では、すべて500円以内で、「唐揚げ」「豚の角煮」などは、おいしくいただけます。

筆者が通う大学院の学食では低価格でおいしい豚の角煮を味わえる



グルメ, コラム


この記事をシェアする

LATEST POSTS