B.LEAGUE FREAKに任命された男
今年で3シーズン目を迎えた、男子プロバスケットボールの「Bリーグ」。今月、そのリーグから、ファンとの懸け橋としての役割を担う「Bリーグ・フリーク」に任命された男がいる。その男の名は、浅利陽介。俳優として、ドラマや映画、舞台など、幅広いフィールドで活躍する彼は、実は大のバスケ好き。見るだけではなく、日頃からプレーもする。
「高校を卒業して体がなまらないよう、地元のバスケコートに行ってみたんです。そうしたら、すぐにのめり込みましたね」
以来、いまでも忙しいスケジュールの合間をぬって、都内のバスケットコートで友人たちと汗を流している。多いときには、週に4日もコートに足を運ぶことがある。最近では、バスケと演技の共通点も発見したという。
「間合いのとり方やアイコンタクト、身体の動かし方などに、バスケと演技で共通する部分があるんです。バスケで培った感覚を演技に生かせたり、逆に、芝居での動きや身体づくりがバスケに生かされることもあります(笑)」
Bリーグの試合観戦をするときも、プレーヤー目線。身長162センチの彼が注目するのは、やはりポイントガードだ。
「身長の小さい選手が活躍しているのを見ると、ウキウキします。衝撃だったのは、はじめて千葉ジェッツの富樫勇樹選手を見たとき。自分もいちプレーヤーとして、刺激されました」
そんな彼の「Bリーグ・フリーク」活動第一弾として、プロ選手との対談連載が、本誌の1月号からスタートする。
「親近感が湧くような、選手の人となりに迫る話が聞きたいです。そして、自分が上手くなるために、プロ選手のみなさんに教えを請いたいです(笑)」
名選手たちにどう切り込んでいくのか。彼ならではのプレーが今から楽しみだ。
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Bリーグは1月10日(木)、浅利陽介が「Bリーグ・フリーク」に就任したと発表した。合わせて、東京メトロ各駅で配布中のメトロポリターナ1月号から連載「浅利陽介とコートの外で。」がスタート。初回の対談相手は、豪快なダンクシュートを得意とするアルバルク東京の馬場雄大選手です。
https://www.bleague.jp/news_detail/id=52536
あさり ようすけ
1987年8月14日、東京生まれ。
4歳でCMデビュー。2001年、ドラマ『キッズ・ウォー3』に出演し注目を集める。また、人気ドラマシリーズ『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』や『相棒』など、多数の話題作に出演。2018年12月よりBリーグ公認「B.LEAGUE FREAK」に就任。