咳が止まらず、長引く喉の不調……。これってもしかして喘息?重症化を防ぐためにも、しっかりと対策を。
Q3.どんな人が発症しやすいの?
咳喘息になる約半数の方は、ホコリやダニなどのハウスダスト、または花粉などに対して、何らかのアレルギーを持っている人で、残りの半数は、風邪やインフルエンザの改善後に起こる方が多いです。そのほかにも大気汚染やタバコ、アルコール、天候、疲労やストレスなど、あらゆる要素が原因で引き起こされるため、誰にでもかかる可能性があるといえます。季節の変わり目に発症することも多く、とくに寒暖差の激しい秋は起こりやすいです。
Q4.日常的にできる対策は?
基本的なことではありますが、普段から風邪をひかないように生活習慣を整えることが大切です。そのためには、まず睡眠。睡眠時間が6時間をきると、風邪を引く確率が4.2倍に増える、というデータがあるほどなので、最低でも毎日6時間以上は睡眠をとるようにしましょう。また、効果的な食材として、コーヒーを1日3杯飲むと喘息の発症が28%低下する、というデータもあります。そのコーヒーに、抗炎症作用のある蜂蜜を入れて飲むのもおすすめです。
Q5.咳喘息を治すには?
咳喘息の治療には、気管支の炎症を抑える吸入ステロイド薬を用います。咳喘息の段階では完治できる可能性は十分ありますが、放っておくと約30%の方が本格的な気管支喘息へと移行し、基本的には完治しない病気となります。また、気管支喘息が原因で、年間約1500人が亡くなっているという事実も。Q2で触れた症状や特徴が少しでも見られたら、早めに病院に行って検査をしてもらいましょう。
監修:大谷義夫 先生
池袋大谷クリニック院長
医学博士
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