日本酒の多様性にスポットを当て、4つのカテゴリーごとにさまざまな楽しみ方を紹介する日本酒のイベント「SAKE マルシェ」=東京都新宿区の伊勢丹新宿店 (写真・田中幸美)

《新宿3丁目》さまざまな日本酒を味わえる「SAKE マルシェ」を開催 伊勢丹で


 日本酒好き女子集まれ~!! 東京・新宿の伊勢丹新宿店で7月3日(月)まで、日本酒のイベント「ISETAN SAKE マルシェ」が開かれています。
 昨年に引き続き2回目となる今回は、「呑み歩きダイバーシティ」と題して、日本酒の多様性(ダーバーシティ)にスポットを当て、4つのカテゴリーごとにさまざまな楽しみ方を紹介するイベントになっています。25の蔵元の計130種の酒が楽しめます。

25の蔵元、130種の日本酒が大集合する「SAKE マルシェ」=東京都新宿区の伊勢丹新宿店 (写真・田中幸美)


 三越伊勢丹の担当者は「銘柄や米をどのくらい磨いたかとか、どこの産地かなどではなく、日本酒の作り手の哲学や作る方向性などを知った上で、より一歩進んだ飲み手になっていただきたいという思いを込めてやっています」と話していました。

話題の発砲日本酒「AWASAKE」はボードで解説しています


 カテゴリーの1つ目は、「グローバル」。最近話題となるスパークリング日本酒や海外でも知名度の高い日本酒など、世界で活躍する可能性のある日本酒を紹介しています。
 たとえば、「加藤吉平商店」(福井県鯖江市)の「梵」というブランド。マイナス8度以下で熟成された完成度の高い純米大吟醸酒です。世界の酒コンペティションでも大きな評価を得ていて、伊勢丹には初登場です。

スパークリング日本酒はリーデルのシャンパーニュグラスで優雅に試飲できます


 蔵元が原料米の栽培から手がけたり、地元産の米で造るなどした日本酒のカテゴリーが「テロワール」です。
 神奈川県海老名市の「泉橋酒造」の「いづみ橋 夏ヤゴ MOMO13 生酛 純米酒」という酒を紹介しています。蔵元が田んぼを持っていて、原料米の栽培から取り組んでいて、地元栽培米100%の伝統的な生酛造りで仕込まれた純米酒です。ボトルも女子好みですね。

話題の純米大吟醸「獺祭」の旭酒造のブース


 さらに「ネクストジェネレーション」では、伊勢丹新宿店の酒のセレクトショップが扱う日本酒を中心に、若手の蔵元が日替わりで登場します。代表は、「せんきん」(栃木県さくら市)の「おりがらみ」です。今回このイベントのために、特別に作ったそうです。

新しい時代に向けた日本酒の楽し見方を若手蔵元などが提案します


 最後は「クラシック」。日本酒の伝統的な製法を受け継ぎつつ、新たな取り組みも行う蔵元の酒を紹介しています。「八海山酒造」(新潟県南魚沼市)の「雪室」です。雪を利用した貯蔵庫で3年間熟成し、まろやかな味わいの純米吟醸酒に仕上がりました。

蔵元の方と日本酒の話しをしながら楽しめるのは格別です。こちらは八海山酒造のブース


 イベントではさまざまな酒を味わえるように、チケット制の有料試飲スタイルを取っています。チケット6枚とスペシャルチケット1枚からなる「マルシェ呑み歩きチケット」(2001円・税込み)を買うと、計7杯の日本酒が楽しめます。試飲1杯あたりは40ミリリットル。さらに、ワイングラスの名門ブランド「リーデル」、あるいは「木本硝子」のグラスの貸し出しがあるので、味だけでなく雰囲気もバッチリ楽しめます。

酒のおともとなるフードも充実。「燻製BALPAL」では、日本酒と相性のよいスモークチーズなどが登場しています


 「リーデル」の大吟醸グラス「リーデル・オー」つきの呑み歩きチケット(3240円・税込み)は、5杯楽しめて、グラスは持ち帰ることができます。
 担当者は「個性あるお酒をいろいろな切り口から楽しんでいただきたい」と話していました。

(写真はすべて田中幸美)


◆「ISETAN SAKE マルシェ」は、東京都新宿区新宿3-14-1の伊勢丹新宿店本館7階催事場で7月3日(月)まで。午前10時30分~午後8時(3日は午後6時終了)。問い合わせは☎03・3352・1111(代表)。


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