photo: Shigeo Kosaka edit: Kohei Nishihara(EATer)

#サステナアクション EVENT REPORT 11.19(SUN)


 メトロポリターナを発行する産経新聞社とグリーライフスタイル株式会社が共同で立ち上げたプロジェクト「サステナアクション」では、気軽にできる“人の暮らしや環境をより良くする、ちょっとしたアクション”を発信している。このプロジェクトが、11月にセミナー形式のイベントを開催!2部構成で行われた前半は、大学生を招いて明治が取り組む持続可能なカカオの生産について、後半は感度の高いインフルエンサーを前に、農林水産省がサステナブルな食料システムの構築についてセミナーを行った。


theme.1
#サステナブルカカオ

presentation by 株式会社 明治

明治が取り組む
持続可能なカカオ生産

 イベント前半は、大学生約60名を前に株式会社明治の木原純さんが登壇。チョコレートの原料であるカカオ産業の課題や、同社が取り組む持続可能な開発について話をした。冒頭の話題は、明治が開設した日本サステナブルカカオ協会について。カカオ生産国や大学との連携について紹介をしてくれた。続く話題は、チョコレートの製造工程について。参加者たちはカカオポッドを手に取りながら、収穫したカカオがどのような工程を経て製品になっていくのか、木原さんの説明に耳を傾けた。カカオの産地は、焼き畑による森林破壊や児童労働などの社会課題を抱えている。その解決のために、農家支援や、アグロフォレストリー農法の導入、トレーサビリティの向上、アップサイクルへの挑戦などサステナブルな取り組みを進める明治。ユーザーの健康的な食生活を実現しようとする、メーカーの真摯な姿勢が伝わってきた。

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学生たちの前で話をする明治カカオマーケティング部の木原さん。セミナー中は、ブレイクタイムとしてヴィジュアライズドテイスティング(産地の映像を見ながらの試食)も行われた。

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日本サステナブルカカオ協会は、2023年2月に明治が開設。カカオ産業が抱える課題解決に向けて、生産国の大使館や大学と連携して、さまざまな行動を起こしていく。

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明治のサステナブルな取り組みのひとつである「ひらけ、カカオ。」プロジェクトでは、チョコレートの製造過程で発生するカカオハスク(種皮)をアップサイクルした花瓶などを開発。

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約60人の大学生を前に、明治や協会が実践するサステナブルな取り組みを紹介。参加者は、普段何げなく口にするチョコレートの生産背景についても理解を深めることができた。


theme.2
#みどりの食料システム戦略

presentation by 農林水産省

サステナブルな
食の未来のためにできること

 後半は、会場に集まったインフルエンサーを前に、農林水産省の岩瀬祥子さんが「みどりの食料システム戦略」について説明。この戦略の目的は食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現し、将来にわたって食料の安定供給をすること。その手段のひとつとして取り組むのが、温室効果ガス削減の「見える化」だ。生産者らの努力によるCO2削減効果を算定し、その評価をラベル化。店頭で表示し、サステナブルな商品であることをわかりやすく伝える。その実践者として、イベントには青空ファーム・青木等さんが登壇。農薬を使わないアイガモ農法でのコメづくりについて話をしてくれた。また、イベント後半では、「見える化」ラベルを取得したサツマイモの試食タイムも。インフルエンサー・りこぴんさんが考案したおやつも振る舞われ、サステナブルな食について、さまざまな角度から考える機会となった。

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左から農林水産省の岩瀬さん、青空ファームの青木さん、インフルエンサーのりこぴんさん。会場に集まった約30人のインフルエンサーに、サステナブルな食について話をしてくれた。

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「温室効果ガス削減ラベル」が貼られた商品。生産者による温室効果ガス削減の努力を評価し、ラベル表示。削減効果を「見える化」し、消費行動の変化も促す。

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アイガモ農法について説明する青木さん。田に放たれたアイガモは、虫を食べてくれるだけではなく、糞は有機肥料にも。青木さんは、この農法を広めるために、講演なども行う。

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おやつタイムに提供された、りこぴんさん考案の「さつまいもバター」。塩、砂糖、バターを使ったシンプルなレシピで、つくるのも簡単。手軽においしく野菜を食べることができる。





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