“サステナブル”な“アクション”を発見!
カカオに秘められた力を知って、
ますますカカオのファンになりました!
サステナアクション
スペシャルアンバサダー
YUKA
モデル。看護師の経験を生かし、フードプランナーや予防医学アンバサダーとしても活躍。健康のためには腸活が重要と考え、発酵食品に注目。フリーズドライの味噌汁「ミソむすび」の開発・販売も行っている。
カカオに含まれる健康成分に注目し、カカオ含有率の高いチョコレートを持ち歩いているというモデルの由佳さんが、株式会社 明治の木原純さんにインタビュー。チョコレートにかかわるサステナブルな取り組みについて聞いた。
木原:カカオの実ひとつから板チョコが何枚つくれると思いますか?
由佳:1~2枚くらいでしょうか。
木原:さすが!その通りです。
由佳:じつは調べたことがあって。果実は大きいのに、つくれるチョコレートの量は少ない印象ですね。
木原:カカオの果実で、価値にかわる部分は3割ほどしかないんです。カカオが育つのは北緯20度から南緯20度までの熱帯地域ですが、カカオの木は非常に日差しに弱く、バナナなどの背の高い木々と一緒に育てなければなりません。そのため機械で一気に収穫することが難しく、収穫は手作業で行います。収穫した果実からカカオ豆を取り出し、バナナの葉で覆って発酵・乾燥させるところまでが農家さんの仕事です。カカオの実ひとつでつくれる板チョコが1~2枚であるのを考えると、農家さんの暮らしがいかに厳しいものかを想像できると思います。カカオの産地では、児童労働や焼き畑・森林伐採による森林減少などの社会課題もあります。そこで当社では2006年にカカオ産地支援プログラムを立ち上げ、生産地への支援をはじめ、さらにトレーサビリティの確立、児童労働ゼロ、森林減少ゼロを目指すことを、1月に宣言しました。
由佳:チョコレートがつくられる背景を知ることも大事ですね。
木原:2022年からは「ひらけ、カカオ。」をスローガンに、カカオの実を余すことなく有効活用するために、カカオの成分の可能性を追求する取り組みも行ってきました。そこでこのたび、カカオニブや未活用部位であるカカオ豆の種皮(カカオハスク)から、世界で初めて、保湿成分であるカカオセラミドを、独自の製法によって素材化することに成功しました。
由佳:以前、購入したチョコに香りを楽しむためにカカオハスクがついていたので試しに食べてみたら、肌の調子がよくなった気がして…。そこにセラミドが含まれていたとは……! 長年の謎が解けました。
木原:カカオセラミドの発見を機に「meiji CACAO BEauty Project」を始動し、異業種も含めたパートナーとともにカカオセラミドの化粧品原料化や化粧品としての商品化も進めています。今後もカカオの価値を高め、カカオ産業全体のウェルビーイングにつなげていきたいと思っています。
由佳:カオの持つ新たな力を知り、ますますカカオのファンになりました! カカオセラミドが商品化されるのが待ち遠しいです。
左が、明治のカカオマーケティング部の木原さん。由佳さんの手には、化粧品メーカーのアルビオンと明治がコラボし1月に限定販売された、カカオセラミド配合のチョコレートが。
メトロポリターナの
#サステナアクションプロジェクト
メトロポリターナでは、“人の暮らしや社会、環境をよりよくするちょっとしたアクション”を「#サステナアクション」と名づけ、社会課題に興味を持ちアクティブに行動するサステナアクションスペシャルアンバサダーとともに、サステナブルな社会の実現を後押ししていきます。詳しくはinstagramをチェック!