映像を使った空間のアート演出を手がけるクリエーティブ集団「ネイキッド」の最新作となる体験型アート展「TOKYO ART CITY by NAKED」が16日から、東京・後楽園の「東京ドームシティ」で始まりました。

体験型アート展「TOKYO ART CITY by NAKED」で登場するカオティックな巨大都市、渋谷のスクランブル交差点=東京都文京区後楽の「東京ドームシティ」 (写真・田中幸美)
渋谷のスクランブル交差点や新宿の高層ビルの夜景、夜の東京駅など〝TOKYO〟を象徴する8つのスポットが約4メートルの巨大模型をはじめとする約250の模型でコラージュされ、そこに100台のプロジェクターを駆使したプロジェクションマッピングの投影やLEDなど、最新テクノロジーによる光と映像の演出で東京を多彩に表現しています。

東京の玄関口、東京駅。2012年に上映された「TOKYO HIKARI VISION」をバージョンアップしています
15日には公開に先立って内覧会が行われました。このアート展にはEXILEのHIROさんがプロデュースし、「三代目J Soul Brothers」などのライブに登場するパフォーマンスチーム「SAMURIZE from EXILE TRIBE」(サムライズ・フロム・エグザイル・トライブ)が出演することから、HIROさんも出席して、多彩なLEDライトを駆使したSAMURIZEのパフォーマンスが披露されました。また、HIROさんとネイキッド代表の村松亮太郎さんの対談も行われました。

パフォーマンスチーム「SAMURIZE from EXILE TRIBE」のパフォーマンスは、TOKYO ART CITYによく合います

HIROさんは「(パフォーマンスを見て)サムライズがアートと融合するのはすごく楽しみなので、このプロジェクトを成功させたいと思います。ステージにサムライズを100人上らせたいとかいろいろ考えました。進化したサムライズが見られますね」と終始笑顔でした。

笑顔で対談に臨むEXILEのHIROさん
また、2012年の東京駅を皮切りに非常に多くの東京のランドマークのアートを手がけてきた村松さんは、東京だけでなく地方でアートの仕事をするうちに、普段中心に活動する東京って何だろうと考えさせられるようになったといいます。そして、「東京をまるごとアートにしてしまおうというのがこの作品の始まりです」と話していました。

「お互いアートとパフォーマンスで世界に通用するエンターテインメントを作っていきたい」と意気投合した村松さん(左)とHIROさん
また、「文字で表現するなら『東京』ではなくて『TOKYO』。TOKYOには多くのエリア、いろいろな特徴があってそれらがカオティックに混ざり合いながら変化し続けるのがTOKYOらしさ。それがアートに繋がっています。結局は都市生活者の営みがすべて作り出していると思います」ともいいます。

対談を終えてがっちり握手する村松さん(左)とHIROさん
このアート展は2016年冬に東京・渋谷の渋谷ヒカリエで開催されたイベントがバージョンアップしたものです。秋葉原のガチャガチャビルや、東京タワーの展望台から望む夜景、東京ドームシティなど、東京を象徴するスポットが最新テクノロジーによる光と映像の演出で再現されます。

東京ドームシティのコーナーでは、マッピング花火のアートでショー体験ができます
また、デジタルな落書きやインスタレーションに連動したガチャガチャ遊びなど、観て、聞いて、触って楽しめるインタラクティブな仕掛けが随所に施されています。SAMURIZEは7月22日から、都市における情報伝達者として、パフォーマンスアートでTOKYO ART CITYの世界を案内します。彼らのパフォーマンスに合わせて街全体が鼓動するといいますから、とても興味深いですね。

7月22日から登場するパフォーマンスチーム「SAMURIZE from EXILE TRIBE」(サムライズ・フロム・エグザイル・トライブ)
(写真はすべて田中幸美)
◆「TOKYO ART CITY by NAKED」は東京都文京区後楽1ー3ー61東京ドームシティ「Gallery AaMo」(ギャラリーアーモ)で、9月3日(日)まで。会期中無休。
7月21日(金)までは午前11時~午後6時、22日以降は午前10時~午後8時(最終入場は閉館30分前)。
大人1600円、中高大学生1400円、小学生900円(いずれも税込み)、未就学児無料(単独入場不可)。
問い合わせは、☎03・5800・9999(東京ドームシティわくわくダイヤル)