働き方が多様化する今、多くの企業では、個人の事情を尊重し、誰もが自分らしく働ける環境づくりを重視している。企業独自のOPENキャリアデザイン制度を利用して毎日を充実させているのは、オープンハウスグループの小野由香里さん。日々の暮らしにどんな変化があったのか。コーヒーブレイク中に話を聞いた。

仕事も人生も妥協しない
“キャリアの壁”を乗り越える
「以前から、子どもが生まれてもほかの社員と同じように働いて成果を出したいと思っていました。そのため、今まで以上に結果を出したい、とモチベーションがさらにあがっています」
仕事も人生も、どちらも100%やりきりたい、と笑うのは約半年前に育休から復帰した小野さんだ。しかし、子育てが始まると“洗礼”を受けた。
「自分はあまり体調を崩さないので、『自分の子も強いだろう』と思っていたんです。でも、会社に復帰した瞬間に毎日発熱。みんなが言ってたとおりでした(笑)。日々の保育園のお迎えも想像以上に大変で……。自分の努力ではどうにもならないことって多いんだなと実感しました」
そんな小野さんをサポートしているのが、“オープンハウスグループ独自”の2つの制度。まずは、勤務時間や始業終業時刻の変更、年間休日を選択できる「OPENキャリアデザイン制度」。小野さんは勤務時間を8〜17時と、1時間前倒ししている。
「仕事と育児を両立させるために、5時に起床、その後の家を出る時間や勤務終了時間をはじめ、21時に子どもと眠るなど、いくつかポイントとなる時間を完全に固定しています。子どもが眠らない場合は、夫に寝かしつけを代わってもらったり。その生活スタイルが自分に合っていたので、勤務開始時間を早めました」
そして、もうひとつが月30万円まで補助される「ベビーシッター手当」。初めはベビーシッターの利用に不安があったが、今は周囲に勧めるほど、重宝している。
「微熱などで子どもを保育園に預けられないときに利用しています。採用業務も担当していることもあり、できれば休まずに働きたいなと思っています。それに病気のたびに休むと、“いつも通りに”仕事ができない。金銭面で躊躇せずシッターさんに預けられるので、安心して働けていますね。会社の手厚いサポートがあるからこそ、仕事にも子育てにも全力で向き合えています」
出産や育児が“キャリアの壁”とならず、生き生きと働く姿が、そこにはあった。
小野由香里(株式会社オープンハウスグループ)
2017年に早稲田大学を卒業し、新卒で入社。用地仕入れ営業や人材開発部、財務部を経て、22年から管理本部人事部へ。現在は係長となり、人事部で主にコーポレート部門の採用業務を担当している。
利用している取り組み「OPENキャリアデザイン制度」
社員がライフイベントを経験しながらキャリアを続けられるよう、2022年に導入された独自制度。子どもが小学校を卒業するまで、柔軟な働き方を選択できる。


仕事にも全力で打ち込める理由は
立ち返る言葉と、活発に楽しむ子どもの姿
尊敬する上司の「目指すべきは、どこでも活躍できる人材だよ」という言葉を胸に、社内のロールモデルになるべく働いている小野さん。夕方に保育園から届く子どもの写真を見て、「あとちょっと、がんばろう!」と元気を出している。
私のリラックスできる場所

新宿御苑
住|東京都新宿区内藤町11
営|9:00〜 閉園時間、最終入園時間は季節により異なる
※詳しくはHPをご確認ください
休|月曜日 ※休日の場合は翌平日
年末年始(12月29日~1月3日)
昨年から車を運転するようになった小野さん。運転の練習がてら、家から1時間くらいの距離のいろいろな公園へ行くように。とくに新宿御苑は母校が近く、懐かしさもあってお気に入り。公園や近隣のカフェで子どもとまったり過ごしているそう。