メトロポリターナが現地取材で体感した「美しいマカオ」の魅力をエリア別に紹介する短期連載。最終回は緑あふれるリゾートが広がるコロアンと、かつての漁村でのどかな街並みが残るタイパ。
かわいらしい双子パンダをゆったり眺める
マカオ最南端のコロアンは亜熱帯植物で覆われ、風光明媚(めいび)な海岸やゴルフ場などがある、のんびりとした時間の流れを感じられるエリアです。象徴的なのが石排灣(せっぱいわん)郊野公園内にある「マカオパンダ館」。中国返還10周年を記念し、中国政府が贈ったジャイアントパンダの飼育施設として2011年にオープンしました。16年6月には双子のパンダが誕生し、健康に育つように「健健(Jian Jian)」「康康(Kang Kang)」と名付けられています。
1時間制で入場券(10パタカ=約140円)を事前購入する必要がありますが、その分ゆったりとかわいらしい双子の様子を眺められます。公園内ではゴールデンモンキーと呼ばれる猿なども無料で見学できるほか、パンダグッズもそろっていました。

左上から時計回りに近寄ってきて、じゃれ合う「健健」「康康」
マカオの名物スイーツ、エッグタルトのブームの火付け役が、西部沿岸のコロアン・ビレッジにあるお店「ロード・ストウズ・ベーカリー(Lord Stow's Bakery)」。イギリス人のアンドリュー・W・ストウズ氏が1989年に開業した小さなお店でつくる焼きたては濃厚なクリームと、さっくり柔らかなパイ生地の食感が絶妙。すぐ近くの海を眺めながら食べれば、気持ちも癒やしてくれる甘さです。

ロード・ストウズ・ベーカリーは、できたてのエッグタルトを味わえる
一方、コロアンとコタイを挟んで北側に位置するタイパは、150mほどの細い通りに土産物屋、レストランがぎっしりと並ぶ「官也街」などノスタルジックな雰囲気が魅力です。