ムーミンやスノークのお嬢さん、ちびのミイなどムーミン谷の仲間たちが埼玉にやってきます…。
埼玉県の南西部に位置し、森と清流に恵まれた飯能市の宮沢湖を中心としたエリアに、ムーミンの物語を主題とした「ムーミンバレーパーク」とムーミンのふるさと、北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」の2施設からなるテーマパーク「メッツァ」がオープンします。テーマパークを展開する「フィンテック グローバル」と「ムーミン物語」が6日、東京都内のホテルで記者会見して施設の概要や完成イメージなどを発表しました。会見にはムーミンとスノークのお嬢さんもサプライズで登場し、PRに一役買っていました。
「ムーミンバレーパーク」の水浴び小屋のイメージ画像 ©Moomin Characters TM
メッツァの敷地面積は東京ドーム5つ分に当たる約25・7ヘクタール、建物の面積は約1万3000平方メートルと広大です。敷地内は2018年秋開業予定の「メッツァビレッジ」と、2019年春グランドオープン予定の「ムーミンバレーパーク」の2つのゾーンに大きく分けられ、2017年の春から着工する予定です。全体で年間100万人の来場者を見込んでいるそうです。
先にオープンするメッツァビレッジは入場無料。宮沢湖周辺の自然豊かな公園機能を維持しながら、新鮮な地元野菜や自然素材を使った工芸品を購入できるマーケットや、フィンランド発祥の文化の1つであるサウナを併設した宿泊施設、手軽にキャンプを体験できるグランピング施設などが建設され、心も体も開放できる一時を楽しめます。
「メッツァビレッジ」のイメージ画像 ©Moomin Characters TM
ムーミンバレーパークには、ムーミン一家やその仲間たちとの出会いやムーミンの魅力に触れることができます。ムーミンの物語の中に登場するムーミン屋敷や灯台、水浴び小屋などが登場。物語を追体験できるさまざまなアトラクションやショーなどを計画しており、オリジナル商品を展開する大型のギフトショップやレストランも設置されるそうです。
「ムーミンバレーパーク」の灯台のイメージ画像 ©Moomin Characters TM
また、このテーマパークは計画当初から飯能市との連携を目玉としており、飯能市のふるさと納税を活用した「ムーミン基金」に寄付した人への返礼品に、ムーミンバレーパークロゴをあしらった商品などが贈られます。
飯能市のふるさと納税の返礼品にムーミンバレーパークのロゴ入りの商品が登場しました ©Moomin Characters TM
飯能市のふるさと納税の返礼品にムーミンバレーパークのロゴ入りの商品が登場しました ©Moomin Characters TM
ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンのめいでムーミンキャラクターズ社のソフィア・ヤンソン会長は「美しい自然に囲まれたパークにはムーミン屋敷をはじめトーベヤンソンに関する施設やたくさんのワクワクする冒険が用意されています。どうぞ楽しんでください」というビデオメッセージを寄せました。
ビデオメッセージを寄せたトーベ・ヤンソンのめいでムーミンキャラクターズ社のソフィア・ヤンソン会長
メッツァの公式ホームページは、 http://www.metsa.co.jp/