ジュニアスイートルームは東洋と西洋の感性がミックスされた和モダンな内装が特徴=京都市中京区 (写真報道局・寺口純平撮影)

《京都》京のビジネスの中心地に「ホテルインターゲート京都四条新町」オープン

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 ホテルのオープンが相次ぐ世界に誇る観光地、京都にまた1つ、すてきなホテルが誕生しました。京都のビジネスの中心地、四条烏丸の交差点からほど近い「ホテルインターゲート京都 四条新町」です。

 

「ホテルインターゲート京都 四条新町」の外観は京町家を思わせます=京都市中京区 (写真報道局・寺口純平撮影)


 京都3大祭である「祇園祭」の南観音山の町内にあり、山鉾巡行が行われる7月24日前後にはホテルの目の前の新町通りには勇壮な曳山が建ちます。ホテルは新町通りに面しているのでその眺めは素晴らしいものでしょう。
 ホテルのコンセプトは「京都に暮らすように泊まるホテル」だそうです。

 

足を踏み入れると和モダンな内装が広がります (写真・田中幸美)


 外観は京町家特有の格子を印象的に配したシックなたたずまい、中に足を踏み入れると和洋折衷の和モダンな内装。歴史ある街並みとの一体感を強調しながらも、自宅でくつろぐような居心地のよさを感じることができます。
 祇園祭をテーマにした大きな絵画や、以前この場所にあった料亭・伊勢長の建具を再利用したアート作品など、過去・現在・未来と時間を紡いでします。
 ホテルは5フロアで構成。1階にはレストランや大浴場などパブリックなスペースです。大浴場には休憩スペースを設けているのもうれしいですね。

 

1日の疲れを癒すことのできる大浴場 (写真・田中幸美)

 

大浴場に併設された休憩スペースもおしゃれです (写真・田中幸美)

 

 さらに、広くてゆったりとしたラウンジでは、食事や飲み物を楽むことはもちろん、ときには和ろうそくの絵付けや着物の古生地を利用した御朱印帳製作などさまざまなワークショップや講習会が開かれ、独自のおもてなしを提供します。

 

ものづくりを体験できるコーナーも 


 ギャラリースペースには、アートや工芸品、ブックディレクター厳選の本が知的好奇心を満たしてくれます。
 客室は153室。照明を控えて落ち着いた雰囲気のある客室はゆったりと過ごせるように全室が20平方メートル以上の広さです。4人まで宿泊できる「デラックスツイン」は35平方メートル、1室しかない「ジュニアスイートルーム」は48平方メートル。

 

デラックスツインルームは35平方メートルとゆったり

 

 

1室だけのジュニアスイートルーム

 

 2人以上での利用をメインとして、グループや家族連れのためにはコネクティングルームやトリプルルームなどさらに大きな部屋を用意しているそうです。
 またこだわりの寝具は、世界各国のラグジュアリーホテルに導入されているシモンズベッドと共同開発されたオリジナルマットレスを配備。吸湿性・通気性などにも配慮した仕様が快適な睡眠をサポートします。アートやフットスローには京都を代表する伝統工芸、西陣織を採用しています。

 

ベッド回りには西陣織りを採用しています 


 そして、何よりもホテルインターゲートが自信を持ってお届けするのは朝の時間です。
 「焼きたてパンとごちそう野菜の朝ごはん」というテーマのもと、野菜が持つ本来のおいしさを最大限に引き出すとともに、一日の活力を与えてくれる赤いみそのミネストローネや7種の野菜のフリッターなど計50種類ものメニューを用意しています。とくにこだわりのコーヒーとサクサクとした食感とバターの風味がたまらないクロワッサンはぜひ食べたい一品です。

 

50種類ものメニューを用意した朝ごはん

 

焼きたてパンとごちそう野菜の朝ごはんはなかなかのボリュームで思わず食べ過ぎてしまいそう (写真・田中幸美)

 

 

焼きたてのクロワッサンは朝ごはんにははずせません (写真・田中幸美)


 暮らすように泊まるホテル、インターゲート京都 四条新町。京都はもうすぐ、1年で一番素敵な桜の季節を迎えます。ぜひ、泊まって京都ライフを体験したいものですね。  (写真は写真報道局・寺口純平)

◆「ホテルインターゲート京都 四条新町」
京都市中京区新町通り六角上がる百足屋町387 ☎075・255・2221。

公式サイトは、https://www.intergatehotels.jp/kyoto_shijo/

 


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