文化庁の京都移転を記念した「京都芸術花火」と題した花火大会が5月30日、京都市伏見区の京都競馬場で行われました。始まる直前までぱらついていた小雨も上がり、京の夜空を色とりどりに染める計1万3000発に、集まった2万4000人の観客が魅了されました。

競馬場での花火大会は全国的にも珍しいです
京都には海や、大きな川や湖などがないため、市内で花火大会が行われる機会は少なく、大がかりな花火イベントが開かれるのは2005年以来13年ぶりだそうです。
花火大会は、地元・京都の國友銃砲火薬店や野村花火工業(茨城県)、伊那火工堀内煙火店(長野県)など全国の花火競技会で入賞を果たすようなトップクラスの花火会社社の花火師が京都に集結しました。

夜の競馬場を彩る1万3000発の花火はとても幻想的
55分の打ち上げ時間ほぼノンストップで流れる「前前前世」(RADWIMPS)や「ハナミズキ」(一青窈)などJーポップのヒット曲や、「I was Born to Love You」(QUEEN)、「Hello」(Beyonce)などの洋楽の曲調やリズムに合わせ、次々と打ち上げれました。花火は5号玉を中心に、高さ約300メートルで花を開かせる尺玉(10号玉)発などが30分の1秒単位で次々と夜空を染め上げました。

30分の1単位でどんどん打ち上げられる花火はまるで花火の洪水のよう
この花火大会を演出する花火コレオグラファーの大矢亮さんは「競馬場の美しさを生かす演出を心がけました。コースを走る花火のきらめきは、悠久の古都の夜空を彩る刹那の芸術品」と話していました。(撮影はすべて写真報道局・寺口純平)

芸術花火は京都だけでなく、北海道のモエレ沼芸術花火、名古屋の名古屋港水上芸術花火などがこれから開催されます
また、花火の打ち上げの前には、DJ KOOさんによるディスコプレイで会場を大いに盛り上げました。

巨大なスクリーンに映し出されたDJ KOOさん (写真・田中幸美)