京都散策に絶好のロケーションの河原町三条に1日、「ホテルリソル京都 河原町三条」がオープンしました。京都中心地の人気エリアに位置し、京の風情を感じる花街、先斗町や木屋町へは徒歩1分、情緒あふれる鴨川や祇園までも徒歩圏内と各観光スポットへのアクセスも利便性の高い立地のホテルです。
スーペリアツインルームは、25平方㍍でゆったりと使えます
京都初出店のホテルリソルは、8月には「ホテルリソル京都 四条室町」、10月には「ホテルリソルトリニティ京都 御池麩屋町」と、京都で3館の開業を予定してるそうです。現在は北海道から長崎まで2つのブランドで10カ所のホテルを展開しています。
シングルよりツインやダブルなどの部屋数が多いホテルが一般的ですが、ホテルリソルは「モダレット」と呼ばれるシングルの部屋が117室もあり、ビジネス客だけでなく女子の一人旅にとっても強い味方になります。部屋は16平方メートル、ゆとりのセミダブルベッドは幅140センチで、ゆったりとくつろぐことができます。
「モダレット」の部屋は全117室あり、女子の一人旅にはうれしいですね
ホテル全体のコンセプトは、「くつろぎを、デザインする」。日本独特の「間」を演出し、伝統と文化が融合するスタイリッシュで和モダンな空間が特徴です。ホテルとしては珍しく靴を脱いで客室に入るタイプなので、清潔感がありとても快適ですね。
また、レディースフロアやレディースプランなど、女性にやさしい充実した備品とアメニティを用意しているそう。女性にはうれしい対応ですね。
こちら通常のツインルーム。シンプルが特徴
また、「御茶蔵」(みさくら)と名づけられたリビングロビーは、「もう一つの居場所があるホテルへ」をコンセプトにした居心地のよい空間を演出。蔵を改造して作っており、扉は蔵の扉を活用しています。ロビーではお茶を飲んだり雑誌に目を通したり心やすらぐ上質のひとときを過ごすことができます。
広いテーブルで雑誌を読んだり、ソファでくつろいだりできます
リビングロビーは蔵を改修して作られたため、蔵の扉を使っています
そして、全館アロマの香りが立ちこめていてよりリラックスできます。13種のハーブをブレンドしたオリジナルパフュームだそうです。しかも、6月にオープンしたばかりなので新しくてきれい。京都旅の定宿にしたいくらいです。
お部屋だけでなく、全館にアロマの香りがするホテルです
さらに幕末好きの〝歴女〟のみなさんにはとっておきのニュースが! こちらのホテルは、大政奉還の立役者の一人で、維新後は明治政府でも活躍し農商務大臣などの要職を務めた土佐藩士、後藤象二郎(1838~1897)が定宿として使っ醤油商「壺屋」の跡地に建てられています。館内のエントランス近くにギャラリーを併設し、後藤の生い立ちや坂本龍馬とのエピソードなどを紹介する展示を行っています。
後藤象二郎寓居跡記念ギャラリー
後藤と同郷の同士、坂本龍馬の肖像画も飾られています
幕末のホテル周辺の京都の町並みを再現したジオラマも展示し、宿泊客だけでなく、誰でも見学できます。(写真はすべて田中幸美)
「ホテルリソル京都 河原町三条」は、京都市中京区河原町通三条下る大黒町59-1。☎075・255・9269。
公式ウェブサイトは、https://www.resol-kyoto-k.com/