寒い季節に食べたくなるのが、アツアツでふかふかの中華まん。肉やカレー、ピザから、甘いあんまんまで、食事や夜食、おやつとして愛されていますね。そんな中華まんを日本に広めた中村屋が1月25日(金)、武蔵工場(埼玉県入間市)内に日本初の「中華まんミュージアム」をオープンします。メトロポリターナは先日開かれた先行見学会に参加し、一足先に魅力を探ってきました。
「すごーい!」。1月14日(月祝)、中華まんミュージアムの先行見学会に参加した地元の小学生らは、中華まんが次々と流れる生産ラインをガラス越しに見て驚きの声が上げた。あんまんが好物という吉澤龍成くん(10)は見学後、「生地を作るところが、面白かった」と声を弾ませた。
ガラス越しに生産ラインを見学する子どもと保護者(左)中華まんが続々と作られるライン(右)
ミュージアムは見るのみならず、聞く、味わうなど「体感」をキーワードとし、4つのエリアで構成。まず、大型スクリーンを設置した「シアター」で、中華まんや中村屋の歴史を学びます。
メーンの「工場見学」は案内役のスタッフが展示パネルなどを使いつつ、具や生地を調理して包み、蒸して包装・検査する工程を順を追って説明します。パネルはクイズ形式になっているので楽しみながら、生産のこだわりや最新の衛生管理システムを知ることができ、大人でも満足できる内容でした。
中華まんの作り方の説明に、聞き入る子どもたち
「おいしさゾーン」ではゲームや塗り絵などで、見学内容をおさらい。最後は「キッチン」で、蒸したての肉まんを試食することができます。つくり方を学んだ後に食べる中華まんは、格別でした。
すでに、予約ができる3カ月先まで定員が埋まる人気。普段は何気なく食べている中華まんの奥深さを”体感”してください。
キッチンで蒸したてを試食する子どもたち。
中華まんミュージアム (埼玉県入間市狭山台234)
見学:10:00~、14:00~(約90分) ※水、木、工場休業中は休館(3月27、28日、4月3、4日は開館)
定員:各回20人
入場無料
要予約。9人以下はホームページ(http://www.nakamuraya.co.jp/factory/)から、10人以上の団体は電話で申し込み。
TEL 04-2935-1529(受付9:30~16:00)