恋愛不器用で何かとこじらせがちな女子、「空回りちゃん」。そんな乙女の恋するハチャメチャ劇場を入り口に、オススメのアートをゆる〜くご案内します。
気持ちをどう整理する?
辛い気持ちを言葉にしたり、誰かに伝えることで解決しようとした空回りちゃん。原美術館で個展を開催中の現代アーティスト、ソフィ・カルも、自らの失恋経験をつづることで心の傷を癒やし、さらにその体験を作品化しました。悲しい経験をテキストや写真で振り返り、いろいろな人と辛い経験について話し合った記録を、アート作品として公開したのです。ほかにも自身や彼女が関わった人々のストーリーを誰かと共有することで、さまざまな問いを投げかける作品が紹介されます。レトロな建築も魅力的な原美術館は惜しまれながら閉館が決まっていることもあり、見逃せない展覧会です!
「ソフィ カル ─ 限局性激痛原美術館コレクションより」
会期:3月28日(木)まで
会場 原美術館:(品川区北品川4-7-25)
開館時間 11:00~17:00:(水曜のみ20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月(2月11日は開館)、2月12日
Sophie CalleExquisite Pain, 1984-2003© Sophie Calle / ADAGP, Paris 2018and JASPAR, Tokyo, 2018