≪入浴中の保湿で、翌朝の肌もしっとり、もっちりに≫
入浴中は血行が促進されることで肌の代謝も良くなりますし、お風呂上がりにすぐ保湿するのはもちろんですが、私は、湯船に浸かりながら、顔はパックによる保湿、体は保湿成分入りの入浴剤を使って、全身の保湿ケアを実践しています。
最後の3分で、湯船につからない顔に保湿パックを行うと、入浴後の肌の乾燥予防にもなるので、保湿ファーストでより効果的なスキンケアができ、お風呂上がりの肌に大きな差が出ます。お風呂の中で保湿ケアをすると、翌朝、起きた時のしっとり感と、もっちり感が違いますよ。
短いバスタイムでも、手軽に効率的な保湿ケアができて、翌朝もしっとり、もっりちとした肌になれるなんて、朝の忙しい時間には嬉しいですよね!最近は『お風呂保湿(インバスケア)』ができる商品も続々と登場しているので、バスタイムに取り入れてみてはいかがでしょうか?
次回(最終回)は、今冬、トレンドになりつつある、入浴中の保湿ケア『お風呂保湿(インバスケア)』に関する最新情報をお伝えします。
イシハラクリニック副院長、帝京大学医学部卒業。学生の頃から、自然医学の大家で医学博士の父・石原結實氏と海外の病院等の視察を行い、自然医学の基礎を養う。現在、イシハラクリニックにて漢方薬処方を中心とする診療にあたる。2児の母。主な著書:『「体を温める」と子どもは病気にならない』(PHP研究所)、『腹巻美人ダイエット』(海竜社)、『体を温める漢方で不調を治す』(PHP文庫)他多数。