『極北へ』 著:石川直樹 朝日新聞出版 1600円 『星野道夫と見た風景』 著:星野道夫、星野直子 新潮社 1300円

冒険という名の旅に出てみなイカ?《いか文庫 本日は閉店なり》


店主(以下店):バイトもりもり、出張おつかれさま〜。今回の旅のおともの本は何?

バイトもりもり(以下もり):店主、おつかれさまです!今回は石川直樹さんの『極北へ』です!

店:おぉ〜。もりもりが大好きな石川直樹さんだね。私はまだ読んだことないんだけど、どんな本なの?

もり:石川さんが高校生の頃に、カヌーイストの野田知佑さんや写真家の星野道夫さんの著作に出合って感銘を受けて導かれ、そこから始まったアラスカやグリーンランドといった極北への旅の軌跡を綴った本です。

店:星野さん!私も今読んでるよ!石川さんって、アラスカにも行ったんだね。どこかの山に登ったの?

もり:ユーコン川を下って、北米大陸最高峰のデナリに二十歳のときに登られたそうです。店主は星野さんの何を読まれているんですか?気になります!

店:この、『星野道夫と見た風景』だよ。星野さんが亡くなった後、奥様の直子さんが語った星野さんとの思い出が綴られている本です。

もり:この本、私も読みました!表紙の写真もそうですが、星野さんの魅力が伝わってくる、すごく素敵な本だったのを覚えています。店主はどこが印象的でしたか?

店:結婚した年に星野さんが、直子さんが好きな「花」をたくさん撮影していたってエピソードかなぁ。お子さんが生まれるまで、直子さんも撮影について行っていたっていうのも意外だった。

もり:あ、それ私も驚きでした!それに直子さんが星野さんとお見合いした当時、書店で働かれていたっていうのもすごくびっくりして…、書店から、結婚してアラスカへってすごい決心だなって。

店:しかも、年齢が17歳も離れているんだよね。でも、この本を読んでいると、お互いに魅力を強く感じて、思いやりと尊敬を持って過ごしていたんだなって感じて…、何度か涙ぐんだよ。石川さんは、アラスカのことをどんな風に書いていたの? っていうのも私、まもなくアラスカ旅行に行くんだよね。

もり:えええ!!なんと!!アラスカに!!だったらもうぜひこの『極北へ』も読んでほしいです!石川さんは、アラスカは厳しさだけではなく、「内から湧き上がる生きる喜び」を感じさせてくれた自分にとっての原点だ、というようなことを書かれていて。店主も、実際に行かれてどう感じたのかぜひ教えていただきたいです!

店:それはグッとくるね。星野さんの他の本を読んでいても、アラスカの自然の壮大さは想像を遥かに超えているんだろうなって思わせられるから、心して行ってくる!

もり:お気をつけて。そして楽しんできてくださーい!






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