IT'S A LIVINGことリカルド・ゴンザレスの作品

《代官山》文字だけで人の心をつかむアーティスト「IT'S A LIVING」が日本初個展  1/12(土)から メッセージ込めたカリグラフィー作品


 最近、習い事の一つとして、女性を中心に人気の「カリグラフィー」。その語源は「美しく書く」というギリシャ語とされ、西洋の書道とも言われる、おしゃれな筆記体のことを指します。ショップの看板や、結婚式のウエルカムボードなどで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
 街中にもあふれるこのカリグラフィーは実は、ヨーロッパ発祥の格式高いアートなのです!起源となったのは、古代ローマの石碑などに使われた「ローマンキャピタル」という字体。2000年以上たった今日でも美しい基本書体とされ、カリグラフィーの元祖と呼ばれています。今、パソコン入力で当たり前に使っているゴシック体も、ローマンキャピタルが独自の発展を遂げたものです。
 カリグラフィーは手書きが基本なので、書道と同じように「何をどう描くか」は自由で、そこがアーティストの個性の見せ所です。世界的に活躍する著名なカリグラフィーアーティストもいるなかで、要注目なのが1月12日(土)から、日本で初めて個展を開く「IT'S A LIVING」こと、Ricardo Gonzalez(リカルド・ゴンザレス)です。
 米ニューヨークを拠点に活動する彼の描く書体は、美しいデザインにとどまらず、強いメッセージ性によって日常生活に疑問を投げ、肯定的価値観を生むとまで言われています。

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リカルドの作品

 自由なのびのびとした文字の中にある秘められた力強さによって、ほんの数文字だけの短い言葉にもかかわらず、私たちを不思議とポジティブな気持ちにさせてくれます。

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リカルドの作品

 無数のキーワードの中から彼の選び取る言葉は、どれもポップでキャッチーなものばかりで、いつでも私たちの背中を強く押してくれます。まるで、かつてオノ・ヨーコが書いた「yes」という魔法のような言葉みたいに。
 今回の個展は大手クライアント向けの商業的作品のみならず、世界中の壁やステッカーに描かれたパーソナルな作品も集め、今までの活動から新作のアートワークまで一気に鑑賞することができます。この機会に、カリグラフィーの世界を堪能してみてはいかがでしょうか。

 IT'S A LIVING EXHIBITION “The Name Travels Further Than The Face”
 会期:1月12日~27日(日) 12:00~20:00 ※水曜定休
 会場:JINKINOKO GALLERY(渋谷区猿楽町22ー1)
 展示のほか、新作や日本限定シルクスクリーンの販売も

 入場無料
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<プロフィル>
IT'S A LIVING (リカルド・ゴンザレス) 
メキシコ出身、ニューヨークブルックリン在住のグラフィックデザイナー。レタリング、タイポグラフィー、カリグラフィーや書体デザインを得意とする。単語からイメージを想像される手法を得意とし、大手ブランドのアートワークからステッカーのデザインまで幅広い舞台で活動をしている。
 


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