オッカランの店内

その3 「オッカラン」〝好き〟がつなぐ世界!文化が交わる個性派雑貨店[神保町雑貨屋帖]


 本の町というイメージが強い神保町。しかし、実は個性豊かな雑貨屋の集まるエリアでもあります。思わずクスっと噴き出しちゃう遊び心のある雑貨、異国情緒漂うアクセサリー、歴史を感じさせるアンティーク…。そんな神保町の個性的な雑貨屋5店を紹介します。

 

 神保町エリアの個性的な雑貨屋を特集する「神保町雑貨屋帖」第3弾は、今年7月23日にオープン8周年を迎えた人気雑貨屋「オッカラン」です。世界中の、さまざまな土地からセレクトした生地や雑貨が集まる、文化の交差点のようなお店です。

 白山通りから一本入った交差点に面した、自然光が差し込む明るいお店。そう広くはない店内には、異国情緒あふれる色とりどりの生地や個性的な色合わせの洋服、おしゃれな生地の日傘、かごバッグ、繊細でかわいいアクセサリーなどがたくさんディスプレイされています。

1907_okkaran5.jpgオッカランの外観。レトロな雰囲気が漂います

 

 店名の「オッカラン」は豆腐作りの際に出来る「オカラ」に由来する造語。仕入れから接客までこなす店主の和田紀さんが名付けました。ゴミとして捨てられてしまうことも多いけど、栄養豊富で、アイデア次第で逸品にもなるオカラ。和田さんは「カテゴライズすることで、そのモノの価値や可能性を見落としてしまうことってあると思うんです。さまざまな土地の、さまざまな文化が、流れて解け合っている感じにしたいんです」と話します。

 その思いは、たとえば、生地棚一つ見てもよく分かります。アフリカの部族に伝わる色鮮やかな生地、スウェーデンのビンテージ生地、イギリスの老舗リバティ百貨店のプリント生地、日本の伝統的な手仕事「刺し子」が施された生地……、世界中の国や地域の文化を受け継ぐ個性的な生地たちが一つの棚に収められているのです。強烈な個性を放つ生地同士にも関わらず、和田さんの〝好き〟がつないでいるのでしょうか、不思議な優しい一体感を持っているように見えます。アフリカの生地とイギリスの生地、スウェーデンの生地と刺し子の生地など、一般的にはしないような生地同士を組み合わせたワンピースやスカートは、オッカランならではのデザインです。

1907_okkaran2.jpgアフリカ産の魔除けの生地などを使ったカラフルな日傘

 

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アフリカ生地「パーニュ」のワンピース。ポケットから聖ペテロが覗く遊び心のあるデザイン

 

 お店でいつも扱っているアクセサリーは、日常使いしやすい、繊細でシンプルなビーズ編みのハンドメイドアクセサリー。ピアスやブローチ、ネックレス…。大きさや色の変更など、セミオーダーにも対応します。身につけると、ふわりと花が咲くような軽やかなデザインは、どのアイテムとも相性がよさそうです。

jimbocho_okkaran6.JPG繊細でかわいらしいビーズアクセサリー

 

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