整える時間を豊かにする、グルーミングツールブランドAUGERから、「マルチユーズブラシ」が新登場!このブラシをプロデュースしたのが、俳優・板垣李光人さんだ。普段からメイクアップを楽しむ彼に、“整える時間”について話を聞いた。
メイクをすることは
心の解毒になる。
「僕は趣味が多いので、気が沈むようなことがあったとしても好きなものに没頭していたら自然と忘れてしまいます(笑)」
そう話すのは、悠々たる佇まいが印象的な俳優・板垣李光人さん。イライラしたり深く落ち込んだりすることなく、気分の波が常に穏やかなのは、趣味を楽しむ時間を大切にしているからなのだろう。なかでも“メイクをすること”は、日頃から喜びを得られる体験だと板垣さんは話す。
「自分の好きな服を着てメイクをすることも楽しみの1つです。たとえばファッションブランドのコレクションでデザイナーが伝えたいテーマを表現するとき、ヘアメイクの力も欠かせないと思います。ファッションとヘアメイクのトータルディレクションがあって、ランウェイを歩くモデルが輝いて見える。そんなふうに、ファッションに相応しいメイクをするのが楽しいんです。仕事でメイクをしてもらった日には、『このまま帰っていいですか?』ってメイクを落とさないまま帰宅して、夜な夜な自分でアイメイクを始めたり、カラーアイライナーで顔中に模様を描いたりすることもあります(笑)。メイクは好きですが、家のなかでしていることが多くって。出かけるときには、あまりしないんです」
では、彼はなぜメイクをするのか? その理由を尋ねてみた。
「僕はメイクをすることで、解毒しているんです。誰かに見せるためではないし、もっと上手くなりたいという探究心があるわけでもない。純粋に自分のためにメイクをしているんだと思います。メイクをすることによって、頭の中にあったものをアウトプットできたり、心の中に溜まっている何かが解毒できたり。この時間を通して、自分の心を整えているのかもしれませんね」
そんな独自の感覚でメイクを楽しむ板垣さんの発想から生まれたのが、6月14日に発売されたAUGERの「マルチユーズブラシ」。このブラシは、2021年11月8日(いい刃の日)に行われたイベントにスペシャルゲストとして登壇した板垣さんが、あったらいいなと思うビューティーツールとして挙げた“筆の部分を交換できるメイクアップブラシ”が原案だ。
「ブラシが完成してとても嬉しいです。あのときは、まさか商品化されるとは思っていませんでしたから(笑)。僕は、普段からアイパレットなどに付属しているチップは使わずに自分のブラシでメイクをしています。だから、ブラシは何種類も持っているんですが、メイクをするときにはいつもテーブルの上にブラシが散らかってしまって…。1本にまとめられたらいいなと思っていたのが、ヘッド交換タイプというアイデアに結びつきました。毛先が取り替えられるので、用途に合わせて何本も買う必要がないですし、旅行の際など持ち歩いていてもかさばりません。ブラシ3種に対してハンドルは1本なので、環境にも優しいですよね。AUGERのアイテムは、普段から愛用していて、僕が好きなマットでかっこいいデザインをこのブラシにも採用していただきました。機能性はもちろんですが、どこに置いてもなじむビジュアルも素敵なんですよね。このブラシも自信を持ってお届けできます」
新しいメイクの在り方を教えてくれた板垣さんは、今後も面白いアイデアをくれるだろう。次なるコラボアイテムが見られる日も今から待ち遠しい。
俳優
板垣李光人さん
2002年生まれ。俳優。大河ドラマ『花燃ゆ』(15年)、『青天を衝け』(21年)に続き、現在、『どうする家康』に井伊直政役で出演中。俳優業のほか、趣味のイラストでデジタルアート作品をNFTでリリースするなど幅広く活躍中
collaboration item
板垣李光人×AUGER
「マルチユーズブラシ」
ブラシヘッドが交換できるメイクアップブラシ。ブラシヘッドは、アイシャドウブラシ、ポイントシャドウブラシ、アイブロウブラシの3種類があり、眉や目元のメイクに合わせてつけ替えることができる。毛先を交換できるので、本体をより長く使用できるのもポイント。また、ボディ部分はスライド式キャップで毛先が収納できるため、持ち運びや保管がしやすく、毛質の劣化を防ぐことができる。
how to use
アイシャドウ
アイシャドウブラシは、色をぼかすなど広い面に使える。まつげを軽く押さえて上まぶたを伸ばしながら色をのせるのが板垣流。アイホールだけでなくノーズシャドウを入れる際にもおすすめ。
how to use
ポイントシャドウ
上下のまぶたのキワや目頭、目尻をシャープに見せたいときなど、普段からポイントで色をのせるときには細めのブラシを使うという板垣さん。ポイントシャドウブラシは、そんな細部の陰影づくりに最適だ。
how to use
アイブロウ
毛先が斜めにカットされたアイブロウブラシ。板垣さんのように自眉がしっかり生えている場合は、濃くなり過ぎないように注意が必要。眉尻側から毛の隙間を埋めるように描くのがベストなんだとか。
how to use
スライドキャップ
スライドするだけでキャップの開閉ができ、ブラシを収納できるところも魅力。また、ブラシの毛質は肌あたりの良さにもこだわり、板垣さん自身が試しながら肌にストレスが少ないものをセレクト。