日本にいながら台湾気分 vol.2 BOILING POINT(ボイリング ポイント)〜後編〜

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LA発の台湾ひとり鍋専門店「ボイリングポイント」②

編集部が“いま気になること”を紹介している「気ままにメトロポリターナ」。旅好きの編集部員・渡邉が、まだ行ったことがない台湾の魅力を、日本にいながら探るシリーズ企画。第2回目となる今回は、前編に引き続き、LA発の台湾ひとり鍋専門店「ボイリングポイント」をご紹介します。

オープンから1年半を迎える「ボイリングポイント」。開店以来、日本人はもちろん、多くの在日台湾人が来店しているそう。いかに本場の味を追求しているか、期待が高まります…! 後編では、専門店だからこその魅力を紹介します。前編に引き続きお話を聞かせてくれたのは、「ボイリングポイント」広報担当の雷玉茹(レイ・ユージュ)さん。台湾の人たちにとって身近な台湾屋台で食べられる“台湾ひとり鍋”を、日本ではどのように提供しているのでしょうか。

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13品目もの具材が入った、いちばん人気の「ハウススペシャル鍋」。豚肩ロースと豚モツ、魚介類と野菜に加え、台湾名物「臭豆腐」も入っている定番メニュー! 辛さは、なし〜激辛まで、5段階から選べます。

まずはメインの鍋料理から。具材と味つけが異なる9種類の鍋は、すべて好みの辛さを選んで注文できます。「きのこ野菜鍋」を除く8種類の鍋は、牛骨スープをベースに、特製の沙茶醤(サーチャージャン)を使用。八角やパクチーなど、さまざまな香辛料が生み出す複雑な味が、台湾一人鍋ならではの味わいなのだそう。なかでもまず味わってほしいのは、定番メニューの「ハウススペシャル鍋」。台湾名物「臭豆腐」やつみれなど、具材が変わるごとに楽しい味わいです!

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ラム肉と刻んだ高菜がたっぷりの「高菜ラム鍋」は、渡邉のお気に入り! 台湾一人鍋には、揚げた湯葉やちくわなど、日本の鍋にはあまり使われない具材が入っているのも新鮮な気持ちになります。

続いて人気なのが、「あっさり海鮮鍋」と「スパイシー台湾鍋」。この2つも台湾の人から高い人気だそう。ほかにもLAで人気No.1の「BPビーフ鍋」や、日本人好みの「ジャパニーズ味噌鍋」など、一度は試してみたいメニューばかり! 「きのこ野菜鍋」に限り、スープも具材も動物性の食材は不使用。ヴィーガン対応なので、よりヘルシーに鍋を食べたい人にもおすすめです! さらに注目したいのは、テーブルにある3種のソース。ひとつの鍋で、たくさんの“味変”ができるのはうれしい限り!

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卓上にあるマーラー醤、ガーリックソース、豆板醤で “味変”ができるのが、ボイリングポイント流「台湾一人鍋」。お店おすすめの比率1:2:3で混ぜれば、「BPソース」の完成。スープに混ぜたり、具材をディップしたり。自分好みの味を探すのも楽しいですよ!

ところで、アメリカと日本では、メニューに違いはあるのでしょうか? レイさんにお聞きしました。「この店では、日本の方にも食べやすい9種類の鍋を、1サイズ(Sサイズ)でご提供しています。一方アメリカでは、日本の倍以上のメニュー数があり、SとMの2サイズをご用意しています」。すでに何度か鍋を食べている私ですが、9種類の中から1つを選ぶのに毎回迷ってしまいます…。Sサイズでも食べごたえたっぷりなので、メニューもサイズも、アメリカにはさらに上があるとは驚きでした!

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ビールと唐揚げで、台湾屋台の気分を満喫!
台湾ビール 550円、台湾唐揚げ(小)495円

「ボイリングポイント」のメニューはひとり鍋だけではありません。一品メニューやデザート、ドリンクに至るまで、どれもこれも本場台湾の味! 「台湾ビール」と「台湾唐揚げ」で、屋台さながらの気分に浸るのもアリです! 鍋やサイドメニューで味わえる名物「臭豆腐」をはじめ、鍋で使われている調味料などは、店内やオンラインショップで購入することも可能。行くたびに発見があるので、ついつい通いたくなってしまいますね。渋谷に行きがてら、台湾気分を味わってみてはいかがでしょうか。


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BOILING POINT(ボイリングポイント)

渋谷区宇田川町33-1 グランド東京渋谷ビル 3F 

[TEL]03-6455-3226

[営]11:30〜23:00(20:30L.O)

[休]無休

https://bphotsoup.jp




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