編集部が“いま気になること”を紹介している「気ままにメトロポリターナ」。今回は、高級食パン専門店が手がける“旬”の食パンをご紹介。柑橘のフルーティーな美味しさが際立つ、新感覚の食パンを食べてきました!
銀座/銀座に志かわ
朝食は断然パン派の編集部員・関根です! パン屋さんに行くと、ついたっぷり具材がのった食事パンや甘いパンに目がいってしまう私が最近気になっているのが、高級食パン専門店。シンプルながらこだわりの詰まった食パンは、アレンジしても楽しめるので、たびたび買って朝食に食べています。なかでも今回ご紹介したいのは、銀座に本店を構える高級食パン専門店「銀座に志かわ」で今年5月からはじまった「月初め食パン」。旬の味わいを楽しんでほしいという思いのもと、趣向を凝らしたあん入りの食パンを、毎月1日から期間限定で販売しています。

高級食パンは、豊かな風味と甘みを出すため、生地に乳製品(生クリームやバター)やはちみつを加えてつくられるのが一般的。“水にこだわる高級食パン”とうたう「銀座に志かわ」の食パンは、生地にアルカリイオン水を入れてつくっているのが大きな特徴です。アルカリイオン水は素材の旨みを引き出してくれる一方、パン生地に加えると生地がだれてしまい、成形しにくいというデメリットも。「銀座に志かわ」では、独自の配合と調理技術により、美味しく焼き上げることを可能にしたそうです。耳までやわらかく甘みのある食パンは、そのまま食べるのが「銀座に志かわ」のおすすめ。水分量が多くしっとりもちもちで、いくらでも食べられてしまいます。

プレーンでも美味しいこの食パンに合わせるのが、白あんに愛媛県産の完熟甘夏を合わせた特製の甘夏あん。甘夏の甘さとほどよい酸味、ほのかな苦味のバランスがよく、あんなのに果実のジューシーな美味しさを感じられます。白あんと合わせることで上品な甘さに仕上がり、食パンとも相性抜群。渦状にたっぷりとあんが巻き込まれているので、ずっしりと重く、どこを食べても甘夏あんが! オレンジピールが入ったハードタイプのパンなどはよく見かけますが、柑橘のあんを入れた食パンを食べるのは初めて。柑橘のあんとパンが合うのは、新しい発見でした。

あん入りの食パンも、まずはそのまま食べるのがお店のおすすめですが、カリッとした食感と香ばしい小麦の風味が引き立つトーストもまた絶品。ぜひ2通りの食べ方で楽しんでみてください。「月初め食パン 6月完熟甘夏あん」は、6月1日(水)より期間限定で、「銀座に志かわ」の各店舗(一部店舗を除く)で販売しています。売り切れ次第終了なので、確実に購入するには、店頭もしくは電話で予約を! 初夏の味わいが詰まった食パンを、この機会にご賞味あれ。
銀座に志かわ 銀座本店
中央区銀座1-27-12 キャビネットビル 1F
[営]10:00〜18:00(売り切れ次第閉店)
[休]不定休
[TEL]03-6263-2400
https://www.ginza-nishikawa.co.jp