編集部が“いま気になること”を紹介している「気ままにメトロポリターナ」。今年5月、“プラントベース(植物由来)”をコンセプトとした新発想のコンビニエンスストアが、恵比寿にオープン! 従来のコンビニとは、一体なにが違うのか? 気になるアイテムをはじめ、編集部員・渡邉が取材してきました。
今春、恵比寿にオープンしたかつてないコンビニ。その名も「WELLER(ウェラー)」。『健康をもっと便利に』というコンセプトのもと、健康的で環境に優しい選択肢として、プラントベース(植物由来)を徹底しているとのこと。早速足を運んでみると、商品のラインナップはもちろん、コンビニのイメージが変わる取り組みばかり! 今回は、こちらの魅力をお届けします。

一見すると、海外のショップを思わせる外観ですが、白を貴重とした店内は、まさにコンビニの風景。棚にも、コンビニらしい商品が並んでいました。そもそも、なぜ“プラントベースのコンビニ”なのでしょうか。広報担当の木戸口奈那子さんに、お話を聞きました。「毎日忙しい生活を送るなかで、忘れがちなのが健康の大切さ。さまざまなジャンルで健康につながるものを、もっと便利に取り入れやすくする必要があると考え、プラントベースというコンビニの新しいモデルを提案しています」(木戸口さん)

「WELLER」のキッチンでつくられているオリジナルメニューは、つくりたてを少しずつ陳列し、フードロス対策も行っています。
なかでも注目したいのは、併設したキッチンで手づくりしているおにぎりやお弁当などの「WELLER」オリジナル商品。なるべく余計な加工をせず、素材そのものをおいしく食べられるように、保存料や着色料を使わない無添加にこだわっているそう。しかも驚くべきは、そのおいしさと、リーズナブルな価格! 木戸口さんにおすすめの商品を聞きながら、いくつか気になるものを食べてみました。

まずは、おにぎり。おにぎりやお米を使用したお弁当のほとんどに、白米のように食べやすい「ロウカット玄米」を使用。さらに、高きびなどの雑穀や、旬の食材を混ぜ込みながら、おにぎりひとつでも栄養バランスがとれるメニューに。この日私が食べたのは、コーンおにぎり。噛むたびに口の中に広がるとうもろこしと玄米の甘みがおいしく、ペロリと食べてしまいました! ちなみに、お店いちばんの人気メニューは、雑穀が “たらこ”のような食感という「アマランサスのパスタ」だそう。

夏は、アイスコーヒーがおいしい季節。最近は、コンビニでコーヒーを買う人も多いのでは。「WELLER」では、そんな人にもうれしいメニューがありました。それが、フェアトレードのコーヒー。ホットとアイスはもちろん、ブラウンライス(玄米)ミルクを使用したラテは、砂糖不使用でもお米のほのかな甘みが広がり、さっぱりとしているのにまろやかな味わいがクセになる味わいです。ぜひお試しを!

竹ストロー 330円、オーガニックコットン綿棒 400円
ほかにも、コスメや雑貨など、多岐にわたるセレクトは、「人と地球の健康」をコンセプトとしている「WELLER」ならでは。毎日食べたくなるようなオリジナルの食品は、お財布にも優しい良心的な価格ということにも感動です。「どんなに健康にいいものでも、続けられなくては意味がありません。働く人にも、ご家庭を持つ人にも、ぜひ日常的に利用していただきたいですね」(木戸口さん)。恵比寿に行くときは、ぜひ心と体に優しいアイテムを探しに、「WELLER」に立ち寄ってみてください。
WELLER 恵比寿店
渋谷区恵比寿1-15-4 1F
[営]11:00〜19:00
[休]日