みつ豆に餡を盛り、フルーツや寒天を添えたあんみつ。餡の濃厚な甘さを堪能できる一皿は、ゆっくりと一服しながら味わうのにぴったりです。今回は、日々の疲れを癒やしてくれるあんみつを特集しました。(過去の記事を再紹介しています。情報は掲載日のものです)
押上喫茶に来たなら、この一品。『こぐま』のあんみつ玉
昭和2年築の薬局を改装し、まだリノベカフェも目新しかった2006年にオープンした「こぐま」。店内には薬棚や学習机が並び、ノスタルジックな雰囲気が漂う。夫婦で考案し、墨田区の太鼓判「すみだモダン」にも選出された「あんみつ玉」は、寒天にあんみつを閉じ込めた涼しげな一品。ぷるぷるの寒天の上にたっぷりとかかった黒蜜のコクのある甘さと、目にも鮮やかなフルーツの甘酸っぱさがたまらない。
https://metropolitana.tokyo/ja/archive/metropolitana173-special-02
(2017.05.20掲載)
老舗の和菓子が勢ぞろい! いり江、こだわりの自家製あんみつ [ゆるりと門前仲町 04]
昭和初期から寒天の製造業をはじめ、甘味処へと転身した「いり江」。寒天はもちろん、豆、蜜など、素材はすべて自家製というこだわりぶり。手間暇かけてつくられたメニューを求め、親子2代にわたって訪れるファンも多い。
https://metropolitana.tokyo/ja/archive/metropolitana169-special-04
(17.01.23掲載)
《赤坂見附》とらや 不易流行の老舗③ 御所の緑を眺める「菓寮」 テラスであんみつに舌鼓
和菓子の老舗とらやは喫茶を「菓寮(かりょう)」と呼びます。中興の祖とされる店主から続く黒川家の16代・光朝氏(1918~90)の「菓子を中心とした茶寮を」という考えに基づく造語は、とらやの理念を象徴する言葉の一つです。
ガラス張りの自然光があふれる空間で、眼前に広がる赤坂御所の緑を眺めながらあんみつや、お汁粉に舌鼓―新たな赤坂店の菓寮は、そんな風流を都心にいながら感じる空間です。
https://metropolitana.tokyo/ja/archive/180929toraya
(18.09.29掲載)


