取材中は、yUKIさんのアシスタント時代のケイト・モスとの撮影秘話や、カール・ラガーフェルドの自宅へ行った話など、さまざまな話が。取材日前日には、yUKIさんがメイクを担当するファッションブランド《HYKE》のショー でも、《BISOU》の「エンハンシングスティック」が使用された photo: Kaori Ito edit: Kohei Nishihara(EATer)

肌を美しく見せる近道は、正しい色を選ぶこと《オギノマ》


 メイクは、塗りすぎないことが大切。メイクアップアーティストのyUKIさんのお話には、きれいになるヒントがいっぱい詰まっていました。

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小木:今月号のゲストは、日本を代表するメイクアップアーティストのyUKIさんです!まずはあらためて、yUKIさんのキャリアについて聞かせてください。スタートはパリからでしたっけ?

yUKI高校卒業後に、まずはロンドンへ行きました。10代のパンク好きな私には大好きな街だったんですが、雨が多く暗くて辛くって…。それでパリへ行って、カメラマンだったボーイフレンドの撮影の手伝いをしているうちに、メイクの面白さに目覚めて、これを仕事にしよう!と決意したんです。

小木:それで、現地のスクールに入学したんですよね。しかもそこを首席で卒業。すごいなあ。

yUKI:それまでも我流でメイクはしてたんですが、きちんと学ぼうと思って学校に入りました。卒業後は、パリでパット・マグラスのアシスタントをしばらくしていました。

小木:すごい!世界的な超売れっ子アーティストだ。

yUKI:その後、日本での活動を徐々に始めていきました。でも最初は、大変なこともありましたね。当時日本には、メイクアップアーティストというものが、ほとんど存在していなかったから。メイクだけ、というのは業界からしたらありえない存在だったんですよね。

小木:以前は、ヘアとメイクは1人の人が兼ねるのが当たり前でしたもんね。でも実は、それぞれ別のプロが担当した方が、つくり込んだ素晴らしい世界観が表現できる。15年前にそう気付かせてくれたのが、yUKIさんでした。​​​​

yUKI:うれしい!

小木:今では、雑誌や広告にファッションショーと、さまざまなフィールドで活躍されていますよね。数年前には、メイクブラシのブランドも立ち上げてモノづくりも。そして、この春には、僕らと一緒に《BISOU》というメイクプロダクトもつくりました。構想から3年。生みの苦しみがありました(笑)。

yUKI:途中何度もくじけそうになりました(笑)。でもやっと、「エンハンシングスティック」というアイテムを世に出すことができました。これ1本でベースづくりもできるし、まずはタッチアップアイテムとして使ってもらってもいいかと思います。

小木:“ ENHANCE ”という言葉に込めた想いが、yUKIさんらしいなと思いました。

yUKI:みんな、美しくなろうとして、ついつい化粧をしすぎちゃうじゃないですか。でも私たちは、モデルさんに化粧をするとき、実はそんなに塗りません。隠すのではなく、もともと持っている肌の魅力を“引き出す”ことが重要なんです。

小木:その手助けをするためのアイテムが、このスティックということですね。しかしメイクって、苦手意識を抱いている方が本当に多い。その原因は、アイテムも情報も多すぎることだと思うんです。

yUKI:しかもトレンドもどんどん変わっていくし…。

小木:だから、選ぶ基準を自分の中にきちんと持っておかないと迷子になってしまう。

yUKI:大切なことは、自分の肌トーンにあった色を選ぶことなんですよ。正しい色を選ぶことが、肌を美しく見せる近道です。

小木:《BISOU》を選ぶことは、自分の肌について理解するためのいいきっかけにもなりそうですね。

yUKI:メイクは楽しいものです。《BISOU》を通じて、その楽しさにぜひ気づいてもらえればなと思います!

 

《THIS MONTH GUEST》

メイクアップアーティスト ユキさん

yUKI
 パリでの修業時代を経て、1998年に活動拠点を東京に移す。現在もさまざまなフィールドで活躍中。《ユキブラシ》や《ビズゥ》など、オリジナルプロダクトも手がける

 


Enhancing Stick

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 《BISOU》のエンハンシングスティックは全3色(各3400円)。yUKIさん曰く「目から鱗の使い心地」は、“エメラルドグリーン”という名のついた一本。肌の赤みを抑えて、メイク直しにもぴったり!
https://yukitakeshima.com


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