# アップサイクル「デッドストック品を長く愛される一着に」[サステナブルファッション入門]

ファッション

 「いちばんは、服を愛し楽しむこと」。《ビームス クチュール》が考えるアップサイクル。


服を愛した先に見える、新しい出口

 セレクトショップ《ビームス》が2017年に立ち上げたアップサイクルブランド《ビームス クチュール》。このブランドが生まれたきっかけは、デザイナー・水上路美さんが感じていたある疑問にあったという。

 「あるとき、私の師匠である神田恵介さんに、売れ残った商品はどうしているのかと聞かれ、商品の行く末に疑問を抱いたことがきっかけです。日の目を見ずに眠っているだけなら、もう一度世に出したい。デッドストック品を、美しくよみがえらせるにはどうしたらいいか?と考え、たどり着いたのが、余っている服や布で新たな1着をつくる“アップサイクル”という方法でした」。水上さんが手がける《ビームス クチュール》には、一つひとつていねいな手作業でアップサイクルした、一点もののアイテムが揃う。これまで《ビームス》で展開されてきた服とは異なる魅力を感じる。このブランドで、水上さんはどのような服づくりを目指しているのだろう。

 「なによりも、着ているだけでハッピーな気持ちになれる服づくりを大切にしています。私たちは、環境問題に向きあうためだけに、このブランドをはじめたわけではありません。ファッションを心から楽しむ結果として、サステナビリティがともなっていることが理想。このスタンスを変えることなく、これからも長く愛される服をつくり続けていきたいです」。サステナブルであるための取り組みに注目が高まるファッション業界。《ビームス クチュール》のように、服を愛する純粋な想いこそ、いちばんの近道なのかもしれない。

BEAMS COUTURE

ビームス クチュール

metro222_sp04_1.jpgリボン柄のデッドストック生地を使用したボリュームのあるフリルとスリーブが特徴のブラウス。カジュアルにジーンズと組みあわせたり、パンプスとあわせて上品なコーディネートにも。
リボン柄フリルブラウス 2万7500円

metro222_sp04_2.jpgフランスやアメリカから取り寄せたヴィンテージのデッドストックT シャツに、花柄とリボン柄をプリント。胸もとにはワンポイントで手刺繍を施し、遊び心もプラス。
ハンドプリント刺繍Tシャツ 1万3200円

metro222_sp04_3.jpg眠っていたデッドストックの生地を使用したショートパンツ。ウエストにはゴムが使われていて、ゆったりとした着心地が魅力。フリルでいっそうフェミニンに。
レオパードフリルショートパンツ 2万8600円

metro222_sp04_4.jpgデッドストック生地に、シャーリング加工を施したキャミソール。大ぶりなフリルと後ろのリボンが角度によって見え方が変わる。1枚でも、レイヤードでも楽しめる。
フリルキャミソール 2万6400円

 

ビームス ジャパン
Tel. 03-5368-7300
[営]11:00〜20:00 ※営業時間は随時変更。電話にて確認を


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