花を飾るうえで、「花器」と「空間」の相性は大切。「空間」と聞くと、ちょっとハードルが高いイメージだけど、花と花器を、おうちの中で気軽に楽しむ方法を、「VOICE」の香内斉さんに教えてもらった。
暮らしと一体化する花の楽しみ方とは
凛とした佇まいで、“かわいすぎない”花のセレクトにこだわる花屋「ボイス」。ギャラリースペースを併設した店内では、花のみならず、花器や空間のコーディネートを提案している。「滞在時間が長い場所や、日常的に目がとまる場所に、シンプルに一種類の花を飾ってみるのがおすすめです」と、店主の香内斉さん。少しでも水が張れれば、花は挿せる。コップはもちろん、ワインボトルや平皿でもいい。この季節はとくに、温かみを感じる陶器を使ってみるのも面白いという。「花器には、花を飾らない時間も必ずあります。花がなくても存在感のあるものを選んで、空間に馴染ませることができれば、花を生けたときに、花器と空間が一体化してくれるはずです」。花を飾る場所は、花器と空間ありき。香内さんが今回提案してくれたのは、暮らしを想定した3つのシーン。花器と空間の調和を楽しみながら、好きな花を生けてみよう。

リビングや玄関などの無機質なスペースには、背の高い花(スイセン)と、形と柄の異なる花器を組み合わせて躍動的に

彩りを感じる花器に、一輪でも存在感のある花(コチョウラン)を組み合わせて、シックな空間を華やかな印象に

香内さんがお気に入りの陶芸家・吉田直嗣さんの大きな平皿に、カカオの香りも楽しめる「チョコレートコスモス」を添えて。360度、どこから見ても美しく

フローリスト
香内 斉
中目黒「ファーヴァ」で経験を積み、独立。 “こえを聴き、こえを届ける”というコンセプトを掲げる花屋「ボイス」を2017年にオープン。
併設のギャラリーでは、定期的に花器やアートの展示を開催している。1月29日(土)~2月6日(日)には、世田谷区駒沢にある古道具屋「TOKYO DANCE」がセレクトした100個の花瓶を集めた展示会「I collected 100 flower vases Vol.3」を開催予定。花のある暮らしのヒントをもらいにいこう。

VOICE
渋谷区神宮前3-7-11
JINGUMAE HOUSE 1F
[営]水~日 13:00~18:00
[休]月・火、不定休
Instagram:@voice_flower.jp