“サブスク”ではじめる花のある暮らし[好きな花と]


 花屋に行くのもいいけれど、自宅まで花を届けてくれるサブスクリプションサービスなら、花のある生活を気軽にスタートできる。フラワーアーティスト・前田有紀さんに、産地にフォーカスを当てたサブスクの花の魅力を聞いた。


毎月届く旬の花で産地に思いを馳せる

 おうちで継続的に花を飾りたいなら、季節の花が届くサブスクリプションサービス「ハナノヒ365days」を利用してみるのはどうだろう。「食材と違って、花の産地はまだまだ知る機会が少ないと思います。花の産地を知り、生産者が見えてくると、一輪一輪がもっと大切に思えてくるはず」と話すのは、フラワーアーティストの前田有紀さん。「ハナノヒ365days」で展開している前田さん監修のコースなら、つくり手のストーリーが感じられる旬の花が届く。

 今回は、自宅でも花を切らさずに飾っているという前田さんに、1月に届く花と、自宅にあった花を自由に組み合わせて生けてもらった。気温が低いこの季節は、花が長く楽しめる時期でもある。花を飾ることに慣れていない人にも、おすすめの時期だ。このサブスクリプションを活用し、産地に思いを馳せながら、花で季節の移ろいを楽しんでみよう。


metro227_special_05_1.jpg

3月に届くのは、静岡「やぎバラ育種農園」のバラ。この農園では、種から掛け合わせ、流通するまでに何年もの時間をかけてオリジナルのバラをつくり続けている。淡い緑の「ヤギグリーン」は先代が、花の中心が緑の「ユニベール」は二代目がつくり出した品種だ。


metro227_special_05_2.jpg

「ハナノヒ365days」の前田有紀さん監修のコースで、1月に届く花のイメージ。スイートピーの名産地・岡山県船穂にある「晴れの国岡山」から、出荷直前に色水を吸わせて花に色をつけた「染めスイートピー」や、一輪一輪違った大きさと複色が特徴的なスプレー菊の一種「サバ」、動きのある枝に小さく白い花をつける「ユキヤナギ」の組み合わせが届く。
 

フローリスト
前田 有紀

テレビ局勤務後、留学先のイギリスでガーデナーの見習いに。帰国後は、都内のフラワーショップで修業を積み、現在は自身のフラワーブランド《gui》を展開している。


ハナノヒ365days

https://hana.com

ハナノヒ365daysの「あなたと暮らすお花たち 前田有紀さんと華やぐお花たち」は月額4950円(送料込み ※月末までの会員登録・決済完了で翌月3~4週目に配送)インスタグラムでは、「ハナノヒ365days」のさまざまなコースとともに、花の楽しみ方を紹介をしている。ぜひチェックしてみよう!

Instagram:@hananohi_


LATEST POSTS