Interview with Miyuki Hara

自分をいたわりケアしてあげる、その時間にこそ価値がある。[セルフケアなにしてる?]


自分をいたわりケアしてあげる、
その時間にこそ価値がある。

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 起業前は連日ハードな仕事を請け負い、多忙を極めていたというトレブルの代表・原三由紀さんも、日頃からセルフケアやメンテナンスの時間を意識して取り入れるようにしているという。

 「女性ならではのケアということでは、デリケートゾーンケアや生理用品の見直しを行いました。それによって、衛生的にも、生理期間を快適に過ごすという意味でも、改善された感覚があります。これらのケアが大切であることはもちろん、“女性としての自分をいたわってあげられている”という感覚が、私にとってはとても大きくて。この気持ちの変化に大きな意味を感じました」

 前向きな変化を楽しみながら、原さんはほかにもさまざまなケアや習慣を取り入れていると話してくれた。

 「ウォーキングや水泳をしたり、ヘッドスパやフェイシャルケアに行ってみたり、いろいろと試しています。運動を楽しむことや、メンテナンスの時間をつくること。それによって時間と心の余裕を持てていることが、自己肯定感の底上げにもつながっています」

 自分をいたわる時間そのものに価値があると話す原さん。小さな習慣を1つでもつくってみるだけで、日常に新しい発見や幸せが生まれるかもしれない。


原 三由紀さん
中小企業のブランディングやコンサルティングなどを経験後、2022年に株式会社トレブルにて起業。「日常に第三の選択肢を」をコンセプトに、現代社会で息苦しさを感じている人たちに第三の居場所を提供したいという思いのもと、“香り”を軸にした法人・個人向けブランディングや、アロマグッズの開発・販売などを行う。


idea 1
アロマオイル

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いまの自分が求める香りを
考えて選ぶ時間が幸せ。

 そのときに自分が求める香りのオイルを調合して楽しんでいます。たとえば、朝はさわやかな香りを混ぜたり、夜はラベンダーやヒノキなどリラックスする香りを混ぜたり、夏はペパーミントを混ぜたり、冬は暖かいウッド系の香りを混ぜたり…。大切な人にプレゼントを選ぶとき、相手の喜ぶ姿を想像しながら選びますよね。それと同じように、自分がいまどんな香りでハッピーになれるかを考えてあげることが、自分をいたわることのひとつになると思っています。


idea 2
観葉植物

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毎日の成長を感じながら
グリーンに癒やされる。

 最近、自宅にギンバイカという植物を迎えました。お世話をしていると、ここに新しい芽が出てる、昨日はしおれていた葉が元気になっているなどと、着実に成長を感じられるんです。なんだか私まで毎日を頑張るモチベーションになるし、植物を愛でる余裕のある自分にも自信が持てる。家に緑がある生活はこんなにも豊かな気持ちになれるんだと、植物を育ててみて初めて知りました。次は、精油やお料理にも使えるローズマリーを迎えたいなと思っています。


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