東京都現代美術館がリニューアルオープン 記念展「百年の編み手たち―流動する日本の近現代美術―」がスタート 岡本太郎やオノ・ヨーコ、村上隆らの作品を一堂に展示《清澄白河》

カルチャー

 東京都現代美術館が3月29日(金)にリニューアルオープンするのを記念し、企画展「百年の編み手たち―流動する日本の近現代美術―」がスタートしました。同館が所蔵する約5400点に上るコレクションを中心に、1910年代から現代までの重要作品を展示。岡本太郎やオノ・ヨーコ、村上隆、大竹伸朗ら有名作家の作品が一堂に並ぶ豪華な光景は必見です。
 同館は95年3月に、日本の戦後を中心に国内外の現代美術を研究、収集、展示する機関として開設。2016年5月から耐震や施設改修を目的に休館し、館内設備やミュージアムショップ、レストランなどを刷新しました。
 今回の企画展は展示室3フロアを存分に使用し、第一次世界大戦が始まった1914年を起点として現代美術史の変遷を「編集」の視点から再構成しています。「戦中と戦後」「光を捉える」などテーマ・時代別14章のうち、印象的だったのは「日本と普遍」でした。横尾忠則、村上、大竹ら現代美術の”巨匠”の作品が集まる展示は、日本美術が国の枠を超え、世界に広がる普遍性を持つものになっていると実感します。

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ヤノベケンジ「M・ザ・ナイト」(2006年、上)、「ロッキング・マンモス」(05年)

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柏原えつとむ 「方法のモンロー」(1972-75年)

 企画展と併せてコレクション展「MOTコレクション ただいま/はじめまして」も開催します。休館中に収蔵した約400点を中心に、作家20人の10年代に制作した作品を個展形式で紹介し、現代美術のなかでも”フレッシュ”な出合いを演出します。
 リニューアルでは刷新したレストランのほか、スープ専門店などを運営するスマイルズが新業態「二階のサンドイッチ」を出店。チリソースと香草をきかせたサバのローストなどを挟んだ、こだわりのサンドイッチをほおばりながら、美術鑑賞の余韻に浸ることができます。

 現代美術は「面白い」「楽しい」と直感で思えるのが醍醐味(だいごみ)ではないでしょうか。肩ひじを張らず、”いま”の美術を知る機会をお見逃しなく。

 東京都現代美術館(江東区三好4-1-1)
 「百年の編み手たち―流動する日本の近現代美術―」
 会期:6月16日(日)まで 月曜(4月29日、5月6日を除く)と5月7日(火)は休館
 開館時間:10:00~18:00(3月29日は20:00)
 観覧料:1300円、大学・専門・65歳以上900円、中学・高校600円、小学以下無料

 「MOTコレクション ただいま/はじめまして」
 会期、開館時間は同上。
 観覧料:500円、大学・専門400円、高校・65歳以上250円、中学以下無料
 


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