《SANSE SANSE》のHPには、「デザインはないが、スタイルのある服」と書かれている。どんな洋服なのかは、インスタsanse_sanseまで。ぜひ、洋服に添えられたテキストも読んでみてもらいたい

洋服とダルマの楽しみ方《オギノマ》


100点満点は、目指さない。そんな選択肢があったって、もちろんいいはずです。スタイリスト梶雄太さんのお話をお楽しみあれ!

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小木:今月のゲストは、ファッションスタイリストの梶雄太くんです。梶くんと僕は、同世代。20代の頃からの長い付き合いです。スタイリストとして独立して、何年になるんだっけ?

梶:24歳で独立したから、キャリアはもう20年以上かな。

小木:2人とも、いい大人になったね。梶くんは、《SANSE SANSE(サンセ サンセ)》という洋服ブランドもやっているんだけど、この度コスメキッチンと一緒にダルマをつくりました!

梶:面白いものができたよね。

小木:うん、自信作です。ダルマの話は追々するとして、まずは梶くんのブランドの話を聞こうかな。始めたのはいつだっけ?

梶:最初の展示会が、コロナの直前の2019年かな。いまって、パターンも素材も縫製もいい服が多いじゃない。最初から100点の服。でも、昔ってもっと違った楽しみが洋服にはあった気がしていて。買ったあとに洋服を育んで、自分のものにしていくような感覚というか。

小木:ファッションって、もっと感情的なものだったよね。いまの洋服は、ちょっと理性的というか、機能的にも優れていて、道具みたいな存在。

梶:確かにそうだよね。だから僕は、衝動で手にして、あとからその洋服を自分のものにしていく感覚とか価値観みたいなものを提案したくて。

小木:《SANSE SANSE》を見ていると、100点を目指さない選択肢もあるってことに気づけて、その考え方はすごく共感できるなって。某野球監督みたい(笑)。

梶:自分ももう40代になったし、やりたいことをやろうかなと思って、服づくりをすることにしたんだよね。洋服を洋服以上のものとして楽しんでもらいたい。でも、難しく考えずに楽しんでもらえれば、それでいいんだけどね(笑)。

小木:僕らがつくったダルマも自由に楽しんでもらえたらいいよね。ダルマと言えば、願掛け。僕らの来年のテーマが「HOPE」だから、年末の時期にいい年を願うきっかけになるようなアイテムとしてダルマをつくろうと思っていたんだよね。そしたら梶くんが、ダルマをつくったことあるって、人づてに教えてもらったんだよね。

梶:《SANSE SANSE》では、以前ダルマをつくったことがあったんだよね。

小木:知らなかったから、すごい偶然だなってびっくりしたよ。それで、一緒にやろうということになって、梶くんと付き合いのあるアーティストに声をかけてもらったんだよね。彼らがデザインしたダルマを、高崎市のダルマ職人に作ってもらって。

梶:アーティストは、《SANSE SANSE》でも、コラボしたことがある加賀美健氏と竹内俊太郎氏。2人とも昔からの友人で、オープンな感じの作品が、コスメキッチンとも波長が合うかなと思って。

小木:面白いものができたよね。なんてったって、すでに目が入ってる。

梶:1番の楽しみがない(笑)。

小木:だからこのダルマも、手にした人がそれぞれ楽しみ方を見つけてもらえたらいいなって。ただ単純に可愛いなと思って手にしてもいいし、アートとしてコレクションしてもいいし、もちろん願いを込めてもいいし。自分なりの理由を見つけて、手に取ってもらえたらなと。

梶:うん。感覚的に選んでもらえたらいいよね。

小木:だね。梶くん今日はありがとう!来年は希望にあふれる年になるといいなぁ。

《THIS MONTH GUEST》

スタイリスト
梶 雄太さん

1998年からスタイリストとして活躍。雑誌や広告、ブランドのルックなどを手がける。その後、フォトグラファーとしても活動を開始し、 2020年から、ブランド《サンセサンセ(SANSE SANSE)》をディレクションする。
Instagram @yutakaji_


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DARUMA

左が加賀美健さん、右が竹内俊太郎さんのダルマ。真っ白なダルマも販売予定。ダルマの発売は12月下旬予定。詳しくは、コスメキッチンのSNSへ!






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