下を向かない。最後まで戦い抜く決意
横浜ビー・コルセアーズの湊谷安玲久司朱選手は中学生の頃から全国を舞台に活躍し、全国でも屈指の強豪である洛南高校に進学。高校最後のウィンターカップ決勝では40得点(男子決勝の個人最多得点タイ記録)をあげ、チームを優勝へと導いた。その後、青山学院大でも1年生から活躍し、抜群の得点力を武器に輝かしい戦績をおさめてきた。
近年はけがに悩まされながらも、キャプテンとして横浜を牽引(けんいん)。たとえベテランの選手であっても、遠慮せずに思ったことをきちんと伝える。当然、若い選手への指導にも熱が入る。
「なかなか試合に出る機会のない若手には、メンタル面でのアドバイスをしています。くさらず我慢しなくてはいけない、と。じつは僕も若いときは、試合に出してもらえないと、よくふてくされていました(笑)。でも、そうすると監督に敬遠されて、さらに状況が悪化しますから」
これまで培ってきた経験を糧に、チームの実力を底上げしようと務めてきた。しかし、横浜はBリーグが始まって以来、なかなか成績を伸ばせずにいる。過去2シーズンはBリーグ1部(B1)残留を争うプレーオフを戦わなければならず、実力を十分に発揮できていない。
現状を打破するため、ベテランにも若手にも気持ちを切らさないよう、声をかけ続けているのだという。
「今シーズンは、まず『B1 残留プレーオフ』に出場しないことが目標です。負けが続くと雰囲気も暗くなりがち。それでも下を向かず、士気を上げて、全員でシーズンを戦い抜きたいですね」
横浜ビー・コルセアーズ 湊谷安玲久司朱(みなとや あれくしす)
1988年8月31日、青森県生まれ。身長191cm、体重88kg。横浜ビー・コルセアーズ所属。洛南高校、青山学院大学時代はエースとして全国大会で活躍。ポジションは、シューティングガード。2017-18シーズンよりキャプテンを務める