目指すのは、唯一無二のエンターテイナー
あるときは俳優、あるときはサックス奏者として、多彩な才能をもつ武田真治。近年はNHK『みんなで筋肉体操』にて、“筋肉キャラ”を確立するなど、活躍の幅はますます広がり続けている。そんな彼が、この夏公演される世界的な音楽ショー『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』のスペシャルサポーターに就任。武田は、以前からファンでもあったという音楽集団「ブラスト!」の演奏を見て、パッションが宿る情熱的なパフォーマンスに感銘を受けたそうだ。
「初めて映像で見たとき、演者のみなさんが息を切らしながらも、一心不乱に演奏する姿に圧倒されました。大きくて重い金管楽器を演奏しながら群舞するダイナミックなパフォーマンスを、早く間近で体感したいです」
「ブラスト!」は、アメリカの伝統的なドラム・コーをショーアップさせた新感覚の音楽エンターテインメント。60種類以上の金管楽器と打楽器を演奏するパフォーマーたちが、一丸となり会場を盛り上げる。全国各地をめぐる本作の東京公演初日には、サックス奏者として特別出演することも決定している武田。あらためて今の心境を聞いた。
「サックス奏者としてはまだまだルーキーの立場にもかかわらず、このような大舞台に招待いただけてうれしいです。サックスだけではなく、舞台や筋肉体操など、過去にさまざまな経験をしてきたからこそ、チャンスがめぐってきたと思っています」
そんなマルチな活動を続ける彼に、今後の展望について尋ねてみた。
「今は、これまでバラバラで活動してきた要素が自然と混ざり合って、ようやくつながってきたような感覚。それぞれの経験で得たことを活かしながら、一朝一夕では到達できないエンターテイナーを目指したいですね」
そう語る彼の勇姿を、ぜひ舞台で見届けたい。
たけだ しんじ
1972年、北海道生まれ。89年、「第2回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞し、翌年に俳優デビュー。ドラマ、映画、舞台だけでなく、バラエティ番組への出演やサックスプレイヤーとしても幅広く活躍中。NHK「みんなで筋肉体操」で話題を集め、第69回紅白歌合戦にも出演。最新のソロシングル「Fightfor Love」がワーナーミュージックより発売中

『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』
音楽集団「ブラスト!」による、ディズニーの音楽とのコラボレーション作品。2016年の初演から、さらにパワーアップした最新版。2019年7月10日(水)~9月16日(月・祝)東京・東急シアターオーブほか全国各地32会場にて開催。*東京公演は8月20日(火)~9月1日(日)