Illustration: Haruka Toshimitsu Text: Naoe Hanamido(EATer)

パニック障害ってどんな病気? - 後編《働くオンナの救Q箱》


近ごろ、アイドルなどの著名人が患っていると公表したことでも話題の「パニック障害」。誰もがかかり得る病気について、まずは知ることから始めよう。

Q3.パニック障害の原因は?

 “自律神経の嵐”ともいわれる、激しい動悸や呼吸困難などの症状が引き起こされるパニック障害ですが、はっきりとした原因については、まだ解明されていないのが現状です。ただ、その原因には、精神的なストレスが大きく影響しているともいわれています。そういった意味では、誰もがかかる可能性のある病気ともいえるでしょう。

Q4.どんな人に起こりやすいの?

 不安や恐怖心が強かったり、気が小さい人や他人の顔色をうかがってばかりの人は、かかりやすい傾向があります。また、日常生活においてストレスをため込みやすい環境の人や、精神的に追い込まれた状態が続いている人にも起こりやすいといえるでしょう。理由は不明ですが、男性よりも女性のほうがなりやすく、患者数は男性の約3倍となっています。

Q5.どんな治療法があるの?

 薬で発作を抑える薬物療法と、偏った思考パターンを正し、不安や恐怖心を取り除いていく心理療法(認知行動療法)の2つの治療法があります。まずは薬によって発作を抑え、徐々に精神的な不安を解消していくといった、両方の治療を併用することが最も効果的です。放っておくと症状が深刻になり、治りにくくなってしまうため、早めに病院で診断を受け、治療を進めるようにしましょう。

監修:貝谷久宣 先生

医学博士
心療内科・神経科赤坂クリニック 理事長

http://www.fuanclinic.com


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