3月8日の国際女性デーに合わせて、フェムケアプロジェクトが開催したオンラインイベント「フェムテックを、もっと!」。2日間で9つのトークセッションが行われたこのイベントで2つのセッションに登場したのが、リッジラインズだ。セッションのテーマは、「フェムテック」と「D&I」。どんなトークが繰り広げられたのか、振り返ってみよう。
リッジラインズとは?
“未来を変える、変革を創る。”をミッションに掲げ、企業が抱える課題に対して、その戦略から実行までを支援して解決へと導く、総合プロフェッショナルファーム。社会に新しい価値を提供していくことを目指し、社をあげてD&Iの推進に力を入れている。下記のURLから、リッジラインズのD&I実現に向けた取り組みと、先日行われた2つのセッションのアーカイブ映像を見ることができる。
DAY1 社会課題解決型フェムテックの可能性
https://www.ridgelinez.com/contents/information/20230407-1/
DAY2 ダイバーシティとインクルージョンが会社を強くする
-「一人一人の輝き」が生み出す強さとは-
https://www.ridgelinez.com/contents/information/20230407-2/
【DAY1】
社会課題解決型フェムテックの可能性
左)Ridgelinez
川嶋孝宣さん
中央左)大阪大学
杉田映理さん
中央右)栃木県産業労働観光部
石井陽子さん
右)Ridgelinez
今井智香さん
【DAY2】
ダイバーシティとインクルージョンが会社を強くする
─「一人一人の輝き」が生み出す強さとは─
左)産経新聞社
田邊裕晶さん
中央左)Ridgelinez
川嶋孝宣さん
中央)富士通
山本多絵子さん
中央右)Haruka Inc.
堀江裕美さん
右)Ridgelinez
関優子さん
D&Iに取り組んでいる
現場の貴重な声を聞こう
誰もが働きやすい環境づくりは、企業の競争力を高めるうえで欠かせないもの。そのための有効手段が、D&Iの推進やフェムテックの導入だ。この2つのトークセッションでは、リッジラインズがファシリテーターとなって、D&I推進やフェムテック導入にあたっての、課題や解決策について話し合った。
【DAY1】
フェムテック推進のための
社会課題と解決策とは
DAY1のセッションでは、リッジラインズの川嶋孝宣さんが進行役となり、同社D&I推進室の今井智香さんと大阪大学の杉田映理さん、栃木県産業労働観光部の石井陽子さんが、フェムテックが「新しい当たり前」になる未来について議論した。
まずは、杉田さんから「月経をめぐるウェルビーイングへの共創と仕組みづくり」として、トイレ内で生理用品を無償で提供するシステムの紹介があった。一方、石井さんからは、男性中心になりがちな製造業が多い栃木県において、フェムテックと産業界の関係性について話があった。
栃木県では、女性活躍応援団事業を立ち上げ、経済、労働、医療、福祉などの各界に参画を呼びかけている。応援団に参加した企業・団体は1300を超え、フェムテックへの関心が低い地域であっても、工夫次第で意識変革を促せることを証明した。リッジラインズの2人からも、フェムテックの推進には、自身のアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)に気づくこと、困りごとについて周囲の人と共有し「当たり前」を疑う機会を持つことが大切だといった、一人ひとりの意識の重要性についての話もあった。
【DAY2】
一人ひとりが輝くことで
会社が強くなる
DAY2のセッションテーマはD&I。国際的に活躍してきたビジネスリーダーの観点から、社員一人ひとりを組織の強みに変えていく方法について意見を交わした。川嶋さんの進行のもと、同社D&I推進リーダーの関優子さん、富士通CMOの山本多絵子さん、Haruka Inc.代表の堀江裕美さん、産経新聞社の田邊裕晶さんが語り合った。
彼女たちが、自分自身の強みをどのようにして発見し、また、リーダーとなったときにはチームのパフォーマンスをどのように上げていったのか。それぞれの実体験をもとに、等身大で語られた。
国内外でビジネスの第一線で活躍してきた登壇者たちの貴重な体験談には、多くの学びがある。セッションのアーカイブは現在も無料で視聴できるので、下記URLから見てみよう。
DAY1 社会課題解決型フェムテックの可能性
https://www.ridgelinez.com/contents/information/20230407-1/
DAY2 ダイバーシティとインクルージョンが会社を強くする
-「一人一人の輝き」が生み出す強さとは-
https://www.ridgelinez.com/contents/information/20230407-2/