シリーズでお届けしている「ロイヤルパークホテル・ガイド」。東京・日本橋にある「ロイヤルパークホテル」の遊ぶ・泊まる・楽しむを、メトロポリターナ編集部が全5回にわたって徹底解剖。第4回は、毎日通いたくなるほど注目のメニューがいっぱいの、ベーカリーの魅力に迫ります!
食パンやバゲットなど、種類豊富なパン。「毎日でも食べたい!」というパン好きな人にぜひ知っていただきたいのが、日本橋 ロイヤルパークホテル1階ロビーにある「スイーツ&ベーカリー 粋(以下「粋」)」です。ホテルのシェフが焼き上げたさまざまなパンが絶品!ということで今回はホテルのベーカー担当・築紫裕司さんに聞いた、定番のイチオシといましか食べられない期間限定メニューの魅力をお届けします!

まずは、定番でイチオシのものから。ひとつ目は「生食パン」です。「通常の食パンは、小麦粉にバター・牛乳・砂糖を加えますが、当ホテルの『生食パン』は、たっぷりの生クリームと三温糖を使用しています。しっとりとリッチな口当たりで、そのままでも美味しく食べられるよう仕上げています」と築紫さん。口に入れると、ほんのりやさしい甘さと、バターと生クリームの深いコクが感じられます。「生食パン」には、プレーンのほかに抹茶と大納言入りの2種類。どちらも毎日食べたい美味しさです!

定番ではもうひとつ、バゲットの中でも1本のクープ(切り込み)が特徴の「トラディショナル」も外せません。小麦本来の香りを楽しんでもらいたいという思いから、フランス産小麦100%を使用し、「粋」のパンの中でも最も熟成時間を長くするなど、こだわりが詰まったバゲット。実際に食べてみたところ、噛めば噛むほど小麦の香りが広がり、なんともクセになる感動の美味しさでした! 小麦の香りがしっかりしているので、カットしてそのままでも、軽くトーストしてみるのもおすすめですよ。

「粋」では、一年の中で最も反響があるという“ストロベリーフェア”がスタートしています。今年もシェフがこだわり尽くしたという3種類の限定メニューが登場! いちごを中心にあしらったかわいらしい「ストロベリーデニッシュ」は、ペストリー生地にカスタードクリームといちご、ピスタチオをトッピング。こだわりは、甘すぎない上品なクリームと、その下に忍ばせたサクサク食感のコーンフレーク。どんなときでも食べたくなる味わいにこだわった一品です。
続いて、いちごと茶色いパンのコントラストがひときわ目を引く「ストロベリーショコラのヴィエノワーズ」。練乳クリームとココアクリーム、ダブルのクリームを贅沢にサンドし、クリームにはあえて砂糖のザラメを残しているのがポイント。ココアのパン生地とジューシーないちごが織りなすハーモニーは、まさに絶品です! そして最後は「ストロベリーロールブレッド」。果汁たっぷりのいちごジャムとアーモンドクリームを練り込み、断面まで美しく。香ばしさとジューシーさがたまりません。

「当ホテルのパンは、どれも甘さは控えめで、素材の味を大切にしたものを揃えています。毎日でも食べられる飽きのこない味わいを目指しているので、ぜひ気になるものから試してみてほしいですね」と、築紫さん。日本橋のホテルならではのメニューとしては、老舗和菓子店「榮太樓總本鋪」とコラボレーションした「あんドーナッツ」も販売中! ケーキや焼菓子など、パティシエによるスイーツも充実しているので、日本橋・水天宮前エリアに立ち寄った際には、ぜひのぞいてみてください。

「スイーツ&ベーカリー 粋」に関するお問い合わせ
☎ 03-5641-3600(9:00〜19:00)
ロイヤルパークホテル
中央区日本橋蛎殻町2-1-1
☎ 03-3667-1111(代表)