秋が徐々に深まり、新そばの季節を迎えています。深い味わいと高い香りはそば好きのみならず、心をくすぐられますね。今回は、この季節に訪れたいそばのお店を特集します。
十八割蕎麦で手打ちそばを習う―ふれて学ぶ 下町の和文化を教わる[ふむふむ見学、湯島]
湯島天神の大きな鳥居が建つ交差点のすぐ側にお店を構える「十八割蕎麦」では、店内でそば打ち体験を楽しめる(要予約)。お店で「そばの実」をひき、新鮮なそば粉を使って、そば打ちの指導がスタート。生地をこね、のばし、切る作業まで、初心者でもおいしくそばがつくれるよう、丁寧にレクチャーしてくれる。打ったそばは、持ち帰っても、店内で食べてもOK。自分でつくったそばを食べれば、おいしさもひとしお。
文京区湯島2-33-6
[営]平日11:30~15:00、土・日・祝11:00~16:00 18;00~21:00 ※夜は予約のみ
そば打ち体験 5000円
https://metropolitana.tokyo/ja/archive/metropolitana191-special-02-2
(2018.11.21掲載)
室町砂場のもりそば だしの旨みを楽しむ 日本橋のおそば[だし香る日本橋]
150年前から日本橋で営業を続けている「室町砂場」は、1階は広々としたテーブル席、2階は予約可能のお座敷というつくり。甘みを感じるつゆのだしは、厚削りの本枯節を丁寧に1時間近く煮込んだものだ。「そばつゆは、しょうゆもみりんも、かつお節も、どれも目立ってはいけない。すべてがいいバランスで絶妙に成り立ってこそ、おいしいそばつゆだと教わってきました」と、5代目当主の村松さんは教えてくれた。
中央区日本橋室町4-1-13
[営]月〜金11:30~21:00 (土は16:00まで)
[休]日・祝
https://metropolitana.tokyo/ja/archive/metropolitana195-special-04-2
(19.03.25掲載)
手打ちそば くら家 ぶっかけそば 『めしうまナイト』ヤスナリオ×新高円寺グルメガイド
17年10月に移転オープンした、地元の人に愛されるそば屋。しっかりとした味わいの出汁(だし)と、北海道産のそば粉にこだわったそばが特徴。お酒は日本酒を中心に取り扱い、刺し身や小料理など、おつまみも豊富。わかめ、山菜、大根おろしなど、おそばにあうもの全部のせ的なボリューム満点の「ぶっかけそば」。具の下に、たっぷりのおそばが入ってるのもうれしいんです。このほか「かき揚げ丼とおそばのセット」もよくいただきます。スープカレー× おそばなど、季節ごとの変化球メニューもたのしウマシ!
杉並区高円寺北2-20-6
[営]11;00~14:30(L.O.14:00)、17:30~22:00(L.O.21:30)
[休]火
https://metropolitana.tokyo/ja/archive/metropolitana181-tokyo-guide1
(18.01.20掲載)