ロイヤルパークホテルの開業30周年を盛り上げる「アンバサダー」を務めるスタッフが、地元の粋な街、日本橋を心を込めてガイドする短期連載。第3回は営業一課の大久保倫瑠(みちる)さんが憧れのそば屋「浜町かねこ」を紹介します。
お酒とともに味わう、喉ごしの良い十割そば
日本橋の東に位置し、隅田川に接する浜町。ショッピングスポットや観光名所、オフィスが集まる日本橋のなかでは珍しく、緑あふれる公園や沿岸の側道など日々の暮らしを感じる街並みです。だからこそ、地元の”知る人ぞ知る”名店が集まる地域として最近は注目を集めています。
代表格ともいえるのが、そばとお酒を楽しめる浜町かねこです。営業職として外回りの多い大久保さんは「そば好きなのですが、普段は立ち食い店がほとんど。落ち着いてお酒とともに味わう、大人の”嗜み”を体験してみたいと思わせるお店です」と語ります。

細打ちの十割そばは”つるつる”と食べられ、おつまみやお酒のあとにぴったり。
店主の金子泰史さんはアパレル業界を経て、「手に職を」との思いで和食の世界に。ミシュランで星を獲得した神楽坂の名店「蕎楽亭(きょうらくてい)」で修行し、2015年8月に浜町かねこをオープンしました。「日本橋は昔ながらのお店と、新しいものがともにあって神楽坂と似ていました。お酒やおつまみにも力を入れた、自分好みのそば屋が少なかったので、やってみたいと思いました」と振り返ります。
その言葉通り、メニューにはおつまみとお酒が充実。なかでも名物の天ぷらはエビやアナゴなど定番のほか、ほろ苦い稚鮎や、口に入れると潮気があふれるホタルイカなど”旬”を重視した食材をそろえています。合わせて、日本酒も福島県の「飛露喜」など銘酒が並び、ついつい飲み過ぎてしまいそう。

店内の生け簀から上げ、すぐに揚げる稚鮎の天ぷら
もちろん、そばは絶品です。修業先で使用していた福島県会津柳津産に加え、茨城のブランド品種「常陸秋そば」のそば粉を使い、店内の石臼で挽(ひ)き、手打ちしています。そばらしい色合いを出す柳津産は粗挽きにする一方、常陸産を微粉にした喉ごしの良い細打ちの十割そばは、上品な逸品です。
「平打ち、細打ちなど打ち方によっても、そば粉によっても違いがでる。アレンジできるし、やっぱり打つのは楽しいですね」と金子さん。そのこだわりで、ミシュランガイド東京の5000円以下で食べられる名店「ビブグルマン」に選ばれています。でも、「そばの食べ方に邪道はないと思いますし、肩ひじ張らず楽しんでほしい。お店ではうどんも手打ちしていて、そばと合い盛りしたりします」と自然体です。”大人”な雰囲気ですが、子ども連れも歓迎するなどファミリー層が多い浜町ならではのお店でした。
大久保さんは「老舗が多い日本橋のイメージと違い、店主の個性が出ている新しいお店だと思いました。仕事でがんばったと思えたときに、自分へのご褒美として気の置けない仲間と来たいと思います」と”決意”を新たにしていました。
浜町かねこ(中央区日本橋浜町3-7-3)
営業時間:昼11:30~14:00、夜17:30~21:00(月は夜のみ、土は昼のみ) 日祝休み
TEL 03-4291-3303
https://www.hamachokaneko.com/

[きょうのアンバサダー]

大久保倫瑠さん
休日はサーフィンを楽しむアクティブな営業マン。「ロイヤルパークホテルだけでなく、地域の活動に貢献していきたい」と話します。
30周年記念特設ページ(https://www.rph.co.jp/30th/)
花の香りとピンク色がかわいい「さくらアフタヌーティーセット」
ロイヤルパークホテル(中央区日本橋蛎殻町2-1-1)は、春を彩る桜をイメージした期間限定商品を4月30日(火)まで販売しています。1階ロビーラウンジ・フォンテーヌには、華やかな一時を演出する「さくらアフタヌーンティーセット」が登場。桜の花を飾ったハイヒール型のチョコレートや、コントラストの美しいグラスデザート、マドレーヌなどかわいらしいスイーツが勢ぞろいしています。

さくらアフタヌーンティーセット
4158円
※毎週土曜掲載