s**t kingzの(左から)NOPPO,Oguri,kazuki,shoji

「s**t kingz」の新作ダンス公演で三浦大知の楽曲使用


 常に新しいダンスエンタテインメントを発表し続ける世界一のダンスグループ「s**t kingz」(シットキングス・シッキン)。9日から始まる3回目となる新作舞台公演では、映画化もされた大ヒット漫画「テルマエ・ロマエ」の作家、ヤマザキマリさんがシッキンのために「トイレ」をテーマに脚本を書き下ろしました。タイトルはWCをもじって「Wonderful Clunker-素晴らしきポンコツ-」です。
 シッキンの公演では使われる楽曲もとても重要です。これまで既存の曲の中から自分たちの好きな楽曲を選んで、それに合ったシーン設定や振りを付け加えるプロセスを踏んでいました。「今回はオリジナルの楽曲をたくさん使いたいと思い、全部は無理でしたが何曲かはオリジナル曲を制作しました」とOguri。shojiによると、日本のJPOPの作者や海外のトラックメーカーの制作者などが制作したほか、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴの協力も得ているといいます。

「Wonderful Clunker-素晴らしきポンコツ-」のフライヤー


 そんな中、シッキンとのダンス共演で関係の深い歌手の三浦大知さんが初めて披露する楽曲が含まれていることがこのほど発表されました。シンガー・ソングライターのビッケブランカさんが作詞・作曲した「Your Days」です。発売未定なので、公演を見る人だけが楽しむことができます。シッキンは「大知くんの透き通った歌声と美しいメロディーが合わさった心にしみるバラードで、毎回踊りながら泣きそうになります」とコメントしています。
 三浦さんとシッキンとの出合いは9年前。すごいチームがいるという噂を聞き、クラブに見に行って衝撃を受けた三浦さんがオファーしたのがきっかけでした。「ダンスチームは星の数ほどありますが、1人1人が本当にスペシャルだし、4人が集まった爆発力は圧倒的。僕にとって最高の仲間であり最高のライバルです」と手放しで称賛します。

シッキンとともにダンスエンタテインメントをともに牽引してきたシンガー・ソングライターの三浦大知さん


 彼らを絶賛するのは三浦さんだけではありません。ユーチューブでダンス映像を目にして以来、彼らの動画鑑賞を常にしているというマツコ・デラックスさんは「シッキンはアタシのアイドル」とべたぼれ。また、彼らに振り付けを依頼しているNissy(AAA西島隆弘)も「その場でイメージを伝えたらあふれるようなアイデアを出してくれる万能な人たちです。たまに頑固なときもありますが、それは振りや気持ちに愛があるからです」と絶大な信頼を寄せます。
 また、演出家の宮本亜門さんは「まるで現代のフレッド・アステアだ!徹底的にこだわった舞台に前回も感動したので、新作も期待大。楽しみでしようがない」とコメントを寄せます。
 各界から称賛が絶えないシッキンですが、東京公演に次いで、大阪や福岡など5都市での追加公演も決定しました。
 そして、来年は結成10周年。現段階ではまだ公表できないが、すでに動いているプロジェクトもあるそうです。「公演ではない特別な何かをしたい」「何か新しいものが見つかればいい」と夢は膨らみます。これからもシッキンから目が離せませんね。

Oguri


NOPPO


kazuki


リーダーのshoji


◆「Wonderful Clunker-素晴らしきポンコツ-」は、東京都港区六本木5−11−12の「Zeppブルーシアター六本木」で、9月9日(金)~18日(日)の9公演(12日、13日、15日は休演)。問い合わせは☎03・3477・5858パルコ・ステージ・インフォメーションまで。
◆地方公演は、12月1日(木)まつもと市民芸術館、3日(土)名古屋日本特殊陶業市民会館、8日(木)広島アステールプラザ、10日(土)・11日(日)大阪・松下IMPホール、12日(月)福岡市民会館


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