全国12の老舗和菓子店の若主人からなるチーム「ワカタク」が21日(火)までの期間限定で、東京都世田谷区玉川の玉川高島屋で催事「WAGASHI ~和菓子老舗 若き匠たちの挑戦」を行っています。
チーム結成以来8回目となる今回は、代表銘菓や生菓子、季節の和菓子のほか、復興支援の初の取り組みとして、福島県産のブルーベリーを使い、匠の技を駆使して生み出した新作和菓子を販売しています。
「引網香月堂」(富山県高岡市)の「ナツノヒカリ」は、4代目の引網康博さんが学生時代によく飲んだ思い出のカクテル「ブルーベリーのモヒート」に着想を得たそうです。「いつもお客さまのリクエストで作っているのですが、今回は自分の昔の記憶をたどって作りました」。白あんにラム酒とローズマリーを入れて、ブルーベリーと合わせた緑の美しい上生菓子です。
「しろ平老舗」(滋賀県愛荘町)の「ブルーベリー餅」は、求肥餅の生地にブルーベリーを練り込んで作りましたが、5代目の岩佐昇さんは「完成までに8パターン作りました。ブルーベリーは酸味が強いので、入れるタイミングを工夫しました」といいます。
「田中屋せんべい総本家」(岐阜県大垣市)の「はじけるせんべいベリグラ」は、6代目の田中裕介さんが講義を担当する岐阜県立岐阜商業高校の生徒たちとのコラボレーションで生まれました。ミキサーにかけて細かくしたブルーベリーを生地に練り込んで、通常の3倍くらいかけてゆっくり焼いたそうです。「僕ははやりものなどはあまりやらないのですが高校生のアイデアでチャレンジしました。おせんべいに牛乳やヨーグルトをかけたりする食べ方もあるのでは」と話します。





このほか、お客さまのリクエストやイメージを聞いてその場で生菓子を作ったり、自家製シロップのかき氷や特製あんみつ、新感覚和スイーツなどが味わえるイートインコーナーもあります。
チーム「ワカタク(若き匠たちの挑戦)」は、全国約1000の和菓子店を回って買い付ける高島屋のカリスマ和菓子バイヤー、畑主税(ちから)さんが選び抜いた次代を担う30~40代の若主人8人で2年前に結成されました。新たなメンバーも加わり、お互い切磋琢磨して時代を切り開く新しい和菓子を創造しています。
玉川高島屋☎03・3709・3111(午前10時~午後8時)。「WAGASHI ~和菓子老舗 若き匠たちの挑戦~」は21日(火)まで。