2.初めに粉にした香りを嗅ぎます。香りが心地よい、花のような印象があればよいコーヒーです。経験を重ねれば多くのコーヒーの香りに差があることがわかるようになります。
3.次に飲んでみます。焙煎が浅ければ酸味、深ければ酸味は減り苦味を感じると思います。コーヒーは弱酸性の飲料といわれますが、同じ生産地であればよいものほど酸があります。コーヒーの酸は、クエン酸が多く含まれますので、基本はオレンジなどのかんきつ系の果実のような味の酸です。そのようなニュアンスを感じればよいコーヒーといえます。
最も酸の強いのはケニアで、少ないものはブラジルに代表されます。苦味が焦げたようなものや、煙っぽいものは焙煎工程に難があることが多く、柔らかな苦味で、味も厚みがあればよいコーヒーだと思います。
4.飲みこんだ後に、舌に甘味などが残ればよいコーヒーです。一般的なコーヒーは味が舌からすぐに消えてしまいます。甘味は微細ですが、はちみつ、果実、砂糖のような感覚を少しでも感じ取れればよいコーヒーです。
「外見がきれいな焙煎豆で、華やかな香りがあり、かんきつ果実のような心地よい酸があり、柔らかな苦味とかすかな甘味のあるコーヒー」はおいしいはずですし、生豆の品質、焙煎の仕方がよいはずで、高いお金を出す価値があると思います。