コーヒーpapaのおいしい話㉕ コーヒーとポートランド(2)

グルメ, コラム

 ASIC(国際コーヒー科学学会)が9月17日から20日まで、米国のポートランドで開催されました。シアトルより小ぢんまりした人口約60万人の町で、全米住みたいまちNo.1といわれることもあるようです。ダウンタウンと住宅地は路面電車で結ばれ、市内は赤・青・黄・緑の4路線のバスでどこにでも行けそうな便利な街です。
 コンベンションセンターで開催され、世界中から300~400人?くらいの研究者が集まっています。前回、2年前の中国・雲南省は「ポスター発表」でしたが、今回は「口頭発表」で行いました。さすがに広い会場で、多くの研究者を前にした発表は緊張ましたが、時間が短いおかげで何とか完結できました。
ASIC-1.jpgASICの会場(上)、カンファレンスには研究者が多く集まる(下)

ACIC-会場.jpg
 オレゴン州ポートランドは、コーヒーのマイクロロースター(自家焙煎店)が多く、コーヒーの街であり、またワイナリーも多くワインでも有名です。さらには地ビールやビーントゥーバーも多くみられます。職人、手作りの街ですね。

 コーヒー
 ポートランドは、20kg以下の焙煎機の小型店が多いのですが、「Heart Coffee Roasters」などは成長し、街中に大きな店を出していました。以前、住宅地の店には独プロバット社の小型釜があり、日本の自家焙煎店のようでしたが、よいコーヒーが受け入れられる文化が根づいてきたのでしょう。
店舗1.jpg街中には人々が集まる大きなロースターも

店舗2.jpg

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