ポートレートモードでF値を調整しながら、背景をぼかした1枚。料理やスイーツの撮影にも使えそう。

《ファインダーをのぞいて カメラ女子の撮影日記》⑰iPhone 11 Proの「ポートレートモード」でプロ気分♪ ぼかしや照明効果をフル活用

コラム

 カメラ女子がいま、とても気になる新型「iPhone(アイフォーン) 11 Pro」。アイフォーンといえばソフトバンク!ということで「貸してください」とずうずうしくお願いしたところ、快くご協力いただき、話題の高機能カメラの試し撮りに出かけました。前回は11で初登場した上級機「Pro」の特徴である3つのレンズを使い分け、超広角などの高性能を実感。今回はもう一つのポイントとして進化した「ポートレートモード」を使い、一眼レフに迫る画づくりに挑戦しました。
 前回に続き重要文化財の旧岩崎邸庭園をアイフォーンを携えて回っていると、すてきな生け花を見つけました。早速、噂のポートレートモードに設定。F(絞り)値を操作し、冒頭のように背景をぼかして花を強調したプロっぽい1枚を撮影できました。
 これまでスマートフォンはフレーム全体にピントが合ってしまう…と思っていましたが、アイフォーンは「7 Plus」からポートレートモードを搭載し、ボケ感を出せるF値の操作が可能とのこと。Proは望遠レンズのF値が2.0と従来機(2.4)より大きくなり、背景のぼかしを効かせられます。
 実際に使ってみると、一眼レフはどれくらいのボケ感が出ているのかシャッターを押してみないと分かりませんが、アイフォーンはモニターを見ながらリアルタイムで調節でき、手軽に本格派の1枚が撮れました。

camera girl iPhone 3.jpg左から超広角、広角、望遠とレンズを切り替え、先生が撮影。レンズによって背景のボケ感に差が出るのが分かります。
 しょうめい先生に報告すると、なんとF値を操作できるのを知らず、少し鼻高々。先生は「これなら、かなり一眼レフに近い使い方ができるね。SNSに載せるグルメや人物などの写真は、アイフォーンで十分に撮影できる」と太鼓判を押していました。
 また、ポートレートモードの照明効果は、とても便利かつ、うれしい機能です。「自然光」「スタジオ照明」「輪郭強調照明」など、ライティングの設定がワンタッチでできます。
 11には新機能「ハイキー照明(モノ)」が追加され、背景がある場所でも、スタジオの白バックのようなモノトーン写真が撮れるそうです。人物はもちろん、ペットの姿などを美しく残すことができそうです。

camera girl iPhone 5.jpg先生がアメ横で撮影したモノトーン写真。落書きが海外の街並みのよう(上)お店の照明や自然光が入り組んだ場所でも、自然な色合いが印象的です(下)

camera girl iphone 4.jpg
 これまでスマホに頼らず、一眼レフを学ぼうとマニュアルモードに挑戦してきたわたし。やっと慣れてきた身として、F値や照明効果など細かい設定までいじれるProは写真をより身近に、楽しく感じさせてくれました。もちろん、大きくプリントする写真などで高画素の一眼レフはまだまだ必要ですが、アイフォーンも日常の撮影に欠かせないアイテムになりそう。インスタグラムやフェイスブックなどSNSも、より本格的な写真をどんどんアップできそうで楽しみです。

新型iPhone発売.jpgiPhone 11 Pro

旧岩崎邸庭園(台東区池之端1-3-45)
開園時間:9:00~17:00 ※12月29日~1月1日は休み
入園料:400円、65歳以上200円、小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料

※カメラ女子への激励や、しょうめい先生に教えてほしいことなどご意見・ご感想を募集します。編集部(question@metropolitana.jp)までどしどしお送りください!


camera-girl-center.jpgカメラ女子 メトロポリターナ編集部の韓国アイドル好きアラサー女子。ニューヨークの伝説的写真家ソール・ライターの作品に触発され、一眼レフカメラを購入したが、いまいち巧く撮れない。いま撮影するのは海外旅行のときぐらいなので、この連載で写真術を学び、いつか”推し”のアイドルを撮るのが野望。

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しょうめい先生 新聞社で報道写真を撮り続けて40年以上のベテランカメラマン。ライフワークとして鎌倉の景色を撮り続けるほか、某大学芸術学部の写真学科で講師も務める。鎌倉ドローン協会の理事の肩書きを持ち、最新の撮影グッズにも精通している。

Illustration:Nozomi Yuasa

※第1、第3週の水曜掲載。


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