ロイヤルパークホテルの開業30周年を盛り上げる「アンバサダー」のスタッフが、地元の粋な街、日本橋を心を込めてガイドする短期連載。第4回はホテル最上階のエグゼクティブラウンジでゲストをもてなす加藤茉林(まりん)さんが、和モダンな雑貨をそろえるお店「MUCCO(ムッコ)」を紹介します。
相手を思い、心をつつむギフト
小さなお店がたち並び、人々が行き交うにぎやかな人形町通りの沿道に、和建築を思わせる外観が印象的なMUCCOがあります。店内に足を踏み入れると、カラフルな祝儀袋やハンカチ、手ぬぐいなどの雑貨が売り場に所狭しと並んでいました。加藤さんは「お土産を探しているお客さまに、日本橋らしい手ぬぐいなどが見つかるお店ですとご案内しています。個人的にも仕事帰りに、かわいい雑貨を探しに立ち寄ったりします」と目を細めます。

祝儀袋など商品がずらりと並ぶ店内で、店長の渋谷さん(右)と話す加藤さん
同店は大正3(1914)年創業の事務用品販売会社ミヤギが、同じ場所で運営していた文具店をリニューアルして2015年にオープン。店長の渋谷瑠美さんは「(前身の)文具店は、手紙や祝儀袋など”贈る相手を思う”商品を中心に置いていました。その発想を広げ、ギフトやお土産になる雑貨全般を扱うことにしたのが始まりです」と説明します。店名は「こころをつつむ」を略した「こつむ」を反対読みにし、強調したといいます。
人気商品が加藤さんも愛用するという、地名を冠した「人形町ハンカチ」。すき焼き・しゃぶしゃぶで有名な「人形町今半 本店」、鶏料理「玉ひで」などの老舗から、ハンバーガー専門店「BROZERS'(ブラザーズ)」まで近隣の名店や、地域にまつわるモチーフをデザインした16種類をラインアップしています。「街の雰囲気になじみつつ、どこか”今”を感じさせる和モダンを心がけています」(渋谷さん)
ほかにも、日本橋の浮世絵にイラスト風の犬を入れて描いた手ぬぐいや、マトリョーシカのようなつくりの鯉(こい)のぼり型の紙細工など”ひとひねり”した雑貨のそろう店内は目移りすること必至です。渋谷さんは「ありがとうなど、ちょっとした一言を添えたものが人気ですね。気持ちを伝える温かみが、日本橋の街と通じるところだと思います」と言葉を紡ぎました。

人形町ハンカチは色鮮やかな生地に、近隣の名店の店名やロゴを入れている(左)、鯉のぼりの紙細工はマトリョーシカのように小さいサイズを”口”のなかにしまうことができ、「マンションなどで外に飾れない人が、『玄関などに置ける』と購入しています」(渋谷さん)
呉服包装紙の販売を起源とするミヤギが手がけるお店の背景を知り、加藤さんは「文具から雑貨へと時代に沿って変化し続けているところが日本橋らしいと思います。地域に根差していることが伝わってきて、お客さまによりお勧めしたいと思いました」と目を輝かせました。
MUCCO(中央区日本橋人形町2-4-3)
営業時間:10:00~19:00 ※土日祝は18:30まで
TEL 03-3662-6813

[きょうのアンバサダー]

加藤茉林さん
フロント課でエグゼクティブラウンジ担当のチーフアテンダントとして、「おかえりなさいが似合うホテルとして、いつご来館いただいても温かみのある雰囲気が魅力です」と話します。
30周年特設記念ページ(https://www.rph.co.jp/30th/)
GW限定のこいのぼりロールケーキ、アニマルシュークリームを発売!
ロイヤルパークホテル(中央区日本橋蛎殻町2-1-1)は4月27日(土)~5月6日(月・休)のゴールデンウィーク(GW)期間中、さまざまなイベントやメニューを用意しています。1階の「スイーツ&ベーカリー 粋」は、端午の節句に合わせた「こいのぼりロールケーキ」(2160円)を期間限定で販売。イチゴのロールケーキに、チョコレートで作ったうろこや目を飾り、和風なこいに仕上げた見ているだけで楽しくなる一品です。
また、シュー生地にクマなどの顔を描いた「アニマルシュークリーム」(1個378円)も発売し、家族で楽しめるGWを演出します。

※毎週土曜掲載