【Fem Care Project 推進パートナー】
TRULY CEO 二宮 未摩子
更年期世代の女性からよくきかれる「薄毛、抜け毛、髪の毛のうねり」などのお悩み、あなたは何か困っていることはありますか?男性のAGAは近年かなり有名になってきており、治療を行う男性も増えてきています。女性の場合は治療方法などがあるのでしょうか?
今回の記事ではTRULY読者のリアルな声をもとに、更年期世代の女性の髪の毛にまつわる悩みやトラブルの原因、ケアや対策方法をご紹介していきます。
TRULYの更年期世代のユーザーから寄せられた声
■髪の毛にまつわる悩みについて
- 更年期になると髪の頭頂部が薄くなってくるとあちこちで聞きます。治すことはできるのでしょうか?(40代後半)
- 髪の毛が抜けるってホントに恐怖です。常に人の目線が気になっています(50代)
- 私の友達にも頭頂部が薄くなって悩んでいる人が多いです(40代後半)
- 雨に濡れたりすると地肌が見えてしまいます。額もどんどん広がってきて、不安です(40代)
■ケアや対策はしていますか?
- 美容院で頭皮マッサージをしてもらって、家でも毎日シャンプーの時に頭皮のマッサージをしています。そのおかげか今のところ髪の毛のトラブルはありません(50代)
- 食事に気をつけています。貧血気味だったこともあり、鉄分、タンパク質、ビタミンB群、ビタミンC、亜鉛などを多く含む食事を摂るように改善しました。食事の効果は結構あった気がします(50代)
- ビタミンB2と亜鉛のサプリメントを摂っています(40代後半)
- シャワーヘッドを少し良いものにしたのですが、髪の毛のボリュームが出てきたような気がします(40代前半)
更年期に髪の毛の悩みが増える理由

更年期世代の女性は、年齢的に髪の毛の悩みを持つ人が多くなります。しかし実は髪の毛の問題はただ単に老化というだけではなく、更年期特有の「エストロゲンの急激な減少」が大きく関与しています。
ではエストロゲンが髪の毛にどのような影響を及ぼし髪の毛のトラブルにつながっているのかを、詳しく見ていきましょう。
■更年期世代の髪のトラブルの原因とは
更年期世代の女性はエストロゲンが急激に減少することによって、抜け毛が増え髪質も悪くなってしまいます。産後に抜け毛が増えたという方もおられると思いますが、同じような現象が更年期にも起こるのです。
エストロゲンには毛の成長を持続させたり、成長期の髪の毛を増やしたりする働きがあるため、エストロゲンが減少すると髪の毛が薄くなったと感じる女性が多くなります。閉経前後では、前髪の伸びが悪くなったことで、髪の成長速度や薄毛に気づく方もいるようです。
加えてエストロゲンの減少により頭皮が痩せてしまい、頭皮の表面が歪んでしまいます。これにより髪の毛が変形した状態で生えるため、うねりが出やすくなってしまうのです。
■その他に考えられる髪のトラブルの原因
更年期世代だからといって、更年期によるエストロゲン減少だけが髪の毛のトラブルの原因とは限りません。更年期症状以外の薄毛などの原因は下記が考えられます。
- 過激なダイエット
- 偏った食生活
- 貧血
- 睡眠不足
- ストレス
- 病気が原因によるもの
女性の脱毛と男性の脱毛の違いとは
男性の脱毛といえばAGA(男性型脱毛症)が知られていますが、それに対して女性の脱毛はFAGA(女性男性型脱毛症)と言います。一見似たような言葉ですが原因と症状は異なります。それぞれの特徴と違いをご紹介します。
■AGA(男性型脱毛症)とは
AGAは成人男性特有の脱毛症です。今や日本では男性の3人に1人がAGAであると言われているほど、若い人でも発症が見られます。
AGAの発症には男性ホルモンと遺伝の2つが、大きく関係しています。
男性ホルモンに関しては、「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンの作用によって、髪の成長期が短くなってしまいます。これにより髪の毛が太く成長する前に抜けて産毛が多くなってしまい、髪の毛全体が薄く見えてしまうのです。
■FAGA(女性男性型脱毛症)とは
FAGAは更年期以降の女性に多く見られます。更年期では女性ホルモンが減少するため、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが崩れることが原因です。女性ホルモンが減ることによって、男性ホルモンの影響をそれまでよりも強く受けることとなり、男性脱毛症と似たような症状が現れることがあります。
男性のAGAにはいくつかのパターンがあるのに対し、女性の場合は比較的広範囲が全体的に薄くなり、少しずつ進行していくという特徴があります。
■女性の方が原因を特定しづらい
実は男性に比べ女性の方が、脱毛や薄毛の原因を特定しづらいと言われています。男性の場合、多くはAGAが原因ですが、女性はFAGAのほか先にご紹介した女性ホルモンの減少によるもの(更年期、出産、閉経など)、ダイエット、食習慣、ストレスなどの様々な要因が絡み合うため、メインの原因を見つけるのが難しいのです。
そのため、様々な角度から原因を探る必要があります。
更年期世代の髪のトラブルの治療や改善、予防対策はある?

最近ではAGAのように、FAGAに対しても治療を行っているクリニックも徐々に増えてきています。しかしその前に、予防も含めて簡単に取り入れることができるセルフケアを試してみませんか?
髪の毛も体の一部ですから、ライフスタイルや食生活に影響を受けています。まずは下記の内容をチェックしてみましょう。
■食生活を見直す
偏った食生活や過度なダイエットは、薄毛や抜け毛の症状を悪化させます。また貧血も髪に影響を与えるため、バランスの取れた食生活を心掛けましょう。どうしても不足がちな栄養があれば、サプリメントや髪に良い食材で補いましょう。
髪の毛に良い食材の例
- タンパク質(肉、魚、大豆、卵など)
- 海藻類
- 黒豆、黒米、黒ごま、きのこ類
■質の良い睡眠を取る
髪の成長には成長ホルモンが必要です。成長ホルモンは睡眠中に最も分泌されるので、十分な睡眠が取れないと成長ホルモンの分泌が低下し、髪の成長に影響を及ぼしてしまいます。
■血行を良くする
ストレスや首や肩のこりから頭皮の血行が悪くなると、頭皮が硬くなり髪のトラブルが起きやすくなるので、血行を促すマッサージは効果的だと考えられています。
女性ホルモンの影響により頭皮が痩せたり硬くなってしまうこともあるので、頭皮のマッサージをして血流を促すことも髪の健康のためにやってみてください。
■髪や頭皮のダメージにつながることは避ける
カラーリングやブリーチ、ストレートパーマなど髪と地肌に負担がかかるものは、なるべく控えめにしましょう。紫外線や過度なブラッシングも頭髪へダメージを与えてしまうため、気をつけてください。
■治療を考えるのであれば「頭髪治療専門外来」へ
セルフケアだけでなく積極的に治療を行っていきたいという場合、男性向けのAGAクリニックは最近よく見かけますが、女性の場合は何科を受診すればよいのでしょうか。
髪の毛と言えば皮膚科を思い浮かべるかも知れませんが、可能であれば頭髪治療専門外来がおすすめです。最近では女性専用の頭髪外来も少しずつ増えてきています。大都市以外にはまだまだ少ないかも知れませんが、中にはオンラインで対応できるクリニックもありますので、相談してみましょう。
頭髪治療外来では、原因や症状に応じて外用薬や内服薬を使って治療していくことが可能です。
頭髪の悩みは誰にでもある。年齢や症状に応じた適切なケアを

女性は男性に比べると、薄毛や抜け毛に関してオープンに語られることが少なかったように思われます。しかしTRULYの読者の声にもあるように、とくに更年期世代の女性であれば個人差はあるものの頭髪の悩みは誰にでもあります。
髪の毛は見た目に大きく影響するため、症状が気になり始めるとライフスタイルに大きな影響を与えてしまうかもしれません。しかし現代ではセルフケアを始め、積極的な治療など、症状や年齢によって様々な選択をすることができます。
まずは正しい知識を取得し、その上でご自身にあったケアを正しく選んでいきましょう。
TRULYのメディアサイトでは更年期をはじめ皆さんのヘルスリテラシーを上げるための情報や、リアルな体験談などのコラム記事を配信中です。ぜひこちらも参考にしてみてください。
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