《代々木上原》東京でイスラムの文化に触れる(後編)


メトロポリターナ編集部が、東京メトロ沿線で見つけたいろいろなことを気ままにご紹介。今回は、東京ジャーミイ・トルコ文化センターにある、ハラルフードを扱うお店をご紹介。イスラム諸国の食文化に触れてきました。
 

代々木上原/ハラールマーケット

代々木上原にあるモスク「東京ジャーミイ・トルコ文化センター」内にある、2019年にオープンした「ハラールマーケット」。こちらでは、イスラム諸国の方が食べるさまざまな食品や、トルコでつくられた雑貨などを扱っています。イスラムの宗教上で食べることが許されているものを指すのが「ハラル」という言葉。ハラル認定を受けた、イスラム教徒でも食べることができる食品のことを、「ハラルフード」というそうです。ハラールマーケットには、和食に欠かせないあの調味料や、なじみのあるあの食品もあつかっていました。

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缶詰やトルコ雑貨などが置いてある「ハラールマーケット」の売場

ハラールマーケット開店の経緯を教えてくれたのは、こちらで働くスタッフの大森景子さん。「お祈りのためにモスクを訪れた方に、そのまま買い物までしていただきたいという思いからオープンしました。いまでは、イスラム教徒ではない方も含め、多くの方にご利用いただいています」。ハラルフードを扱うお店は、限られた場所にしかないそうです。イスラム教徒の方の日常が便利になると同時に、イスラムになじみのない方に文化を知ってもらうという意味でも、ハラールマーケットは、重要な役割を担っているのですね。

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ハラル認証の肉類を揃えた精肉コーナー

店内に陳列されている食品を見ると、肉類やパン、スナック菓子やケーキなど、充実のラインナップです。韓国でおなじみのインスタントラーメン「辛ラーメン」や、日本のおせんべい、醤油なども。それらがハラルフードとして並んでいることに驚きです! 原材料に配慮され、きちんと認証を得たたものであれば、イスラムの方でも安心して食べることができるそうです。ほかにも、ハラル認証を受けた美容品なども販売されています。

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左から、「タヒニ」866円、「グレープモラセス」540 円

数ある商品のなかでもとくに人気なのは、「タヒニ(ごまペースト)」と「グレープモラセス(ぶどうの糖蜜)」。この2つをパンに塗って食べると美味しいとのこと。さっそく購入して試してみると、ごまが濃縮されたタヒニに、グレープモラセスの爽やかな香りと甘みがプラスされ、はじめて食べる味わい! ピーナッツバターに近い風味です。ここに来れば、イスラム諸国の食文化を体験できるはず。代々木上原周辺にお越しの際に、足を運んでみてはいかがでしょう。


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HALAL MARKET

渋谷区大山町1-19 東京ジャーミイ・トルコ文化センター内
[TEL]03-5790-0760
[営]10:00〜19:00
※当面は短縮営業。公式HPにてご確認ください
[休]無休


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