東京メトロ沿線で見つけたことを、編集部が気ままに紹介する「気ままにメトロポリターナ」。おいも好きにはたまらない! 編集部員・関根が見つけた、焼きいもスイーツの魅力をお届けします。
麻布十番/望月
夏が過ぎ、食欲の秋の到来です! 秋の味覚といえば、私はなんといっても、さつまいも。蒸しても揚げても美味しいさつまいもですが、焼きいもを使ったスイーツ専門のカフェがオープンしたと聞き、早速行ってきました。そのお店で食べられるのは、独自の製法でつくられる“熟成”の焼き芋を使ったスイーツ。熟成焼きいもそのものは、まるで砂糖が入っているのかと思うほどの甘さ! その美味しさの秘密について、話を聞いてきました。

訪ねたのは、麻布十番に9月にできたばかりのカフェ「望月」。まずはスイーツに使っている熟成焼きいもについて、店主の望月美緑(もちづき ともみ)さんに聞いてみました。「徹底した温度管理のもと、さつまいもを約3カ月間寝かせます。そうして追熟させたさつまいもを、1時間以上かけて低温でじっくりと加熱することで、さつまいもの甘みを最大限に引き出しています」。その糖度は、なんとメロンの約3倍にもおよぶ50度以上! そんな熟成焼きいもを使って、望月さんはスイーツをつくっているのです。

バニラビーンズをふんだんに使ってつくるさつまいもクリームは、濃厚な味わい。
お店いちばんの人気メニューだという「熟成焼きいもモンブランかき氷」は、ふわふわの氷の上に、バニラで香りづけしたさつまいもクリームとさつまいもペーストがたっぷり。驚いたのは、さつまいもペーストに砂糖が入っていないこと。まるで砂糖が使われているかのようなしっかりとした甘さで、甘いもの好きの私も大満足でした。ひとりで食べ切れるか不安になるほどのボリュームですが、その心配はどこへやら。スプーンを運ぶ手が止まらず、あっという間に食べてしまいました!

私のイチオシは、フレンチレストラン「釜津田」と共同開発したという「熟成焼きいものテリーヌ」。和三盆のやさしい甘さとエシレバターの芳醇な香りが広がる生地に、ねっとり濃厚な熟成焼きいもが合わさると、まさに絶品! それぞれの味を引き立てあうバランスが、本当に絶妙です。ひと切れからテイクアウトできるほか、1本まるごとを贈答用の木箱に入れて購入することもできます。自分へのおやつにはもちろん、ちょっとした手土産や贈りものにもおすすめです。

「望月」では今回紹介したスイーツに加えて、「熟成焼きいもスムージー」や「望月プリン」など、このお店ならではのメニューをたくさん揃えています。ちなみに、夏季限定メニューとして提供されている「熟成焼きいものモンブランかき氷」は、好評につき年内いっぱいまで提供予定だそう! これからの時期、温かい飲みものと合わせて食べれば、至福のティータイムになること間違いなしです。この秋は「望月」で、究極のさつまいもスイーツを堪能あれ!
MOCHIZUKI
港区麻布十番3-7-4 コムズ麻布十番 1F
[営]12:00〜19:00(L.O. 18:00)
[休]火
https://www.instagram.com/mochizuki_cafe