オギノマは、今月号で最終回となりました。最後のゲストは、小木さんと同じく、新たなスタートを切った斎藤佑樹さん。2人とも、新たな旅立ちに希望があふれているようです。

小木:今日は、昨年プロ野球の現役を引退し、新たな道へと進みだした斎藤佑樹さんをゲストにお招きしました。じつは僕も、昨年末に独立したんです。身勝手を寛大に受け入れてくれた会社には、感謝しています。
斎藤:独立おめでとうございます!
小木:ありがとうございます。というわけで、この連載も今回で最終回。僕は、11年間コスメキッチンと一緒に歩んできましたが、斎藤さんも現役を11年間続けてきた。だから今日は、次のステージに進む者同士ということで、いろいろとお話を聞かせてください。斎藤さんは、「株式会社斎藤佑樹」も立ち上げて、早速フルスロットルな感じだけれど、ゆっくり休もうとは思わなかったの?
斎藤:僕はやっぱり、お世話になった野球界に恩返ししたい。そのためにやらなければならないこと、やりたいことがたくさんあるんですよ。
小木:というと?
斎藤:たとえば、少しずつ普及してきている、データサイエンスを取り入れた練習はもっと広がってもいいと思うし、子どもたちが野球を始めやすい環境も整えたい。ずっと野球をしてきたから、もっとこうなったらいいのになと思うことがいろいろあって、それを形にしていけたらいいなと。
小木:休む暇はないってことか。
斎藤:はい。これからは野球界やスポーツ界に貢献できる活動をしていくつもりですが、そのためには自分自身がもっと力をつける必要もあると感じています。いろいろな経験も積みたい。だから、スタートは早く切りたかったんです。
小木:それで、会社もすぐに立ち上げたんだね。
斎藤:いまは、いろいろなことをやっていこうと。業界問わず、小木さんのようなスペシャリストに会いに行って、僕の考えている課題をぶつけています。それで知恵を借りて、具体的なアクションの準備を進めているところです。
小木:僕がこの11年間でやってきたことも1人じゃできなかった。仲間は必要ですよね。これからの斎藤さんも楽しみだなぁ。
斎藤:小木さんはこれからどうするんですか?
小木:11年前って、コスメキッチンはまだ3店舗しかなかったんですよ。それがいまや65店舗。僕自身、心も体も3倍速くらいでひたすら走り続けました(笑)。それでふと気づいたら、オーガニックコスメのセレクトショップとしては、世界一の規模になってたんですよ。
斎藤:すごい!
小木:世界一は、創業からの僕の目標のひとつでもあったので、一区切りつけるにはちょうどいいタイミングかなと。次世代はきっと、新しいやり方でオーガニックの魅力を広めていってくれるだろうし、僕自身もいま47歳。まだまだ新しいことも始められるしね。
斎藤:小木さんがなにを始めるのか気になるなぁ。
小木:僕はもともとアトピーだったんだけれど、オーガニックコスメに出会うことで救われたという経験があるから、やっぱりオーガニックの魅力を伝える活動をしていきたいなって。じつは構想はもういくつかあるんです。美容男子の斎藤さんとも、一緒にできることを考えたい。
斎藤:ぜひ!小木さんも、休む暇はなさそうですね(笑)。
小木:仕事が好きなんです(笑)。斎藤さん、今日はありがとうございました。お互いに、次のステップを楽しみましょう!
《THIS MONTH GUEST》
株式会社斎藤佑樹
斎藤 佑樹さん
早稲田大学を卒業後、2010年に日本ハムファイターズへ入団。2021年のシーズン終了時に引退し、同年12月に「株式会社斎藤佑樹」を立ち上げる。これからは野球の未来づくりのために、ボールを持ち替え、想いを世界に投じていく。
https://saitoyuki.jp

YUKI SAITO
執筆活動やスポーツビジネスなど、現在、さまざまなプロジェクトを進めている斎藤さん。詳しくは斎藤さんのインスタグラムをチェック!
@yuki____saito