llustration: Yu Fukagawa

続けるコツ《お多福美人講座》


 「継続や習慣化のために大切なことは、努力、根性、忍耐、やる気。自分で決めたことが続けられない私は、努力が足りない、精神力がない」...などと自分を責めることはありませんか?私もかつてはそう思っていました。目標に向かって頑張ろうという気持ちもあり、努力もし、案外いいスタートをきり、少し効果が出たにもかかわらず、「私なんかまだまだぜんぜんダメ」「ちゃんとできていない」と、自分の成長や好ましい変化を認められないとしたら、継続のためにまず見直すべきはその部分。せっかく頑張って成果が出たのに、自分で自分をけなすとモチベーションが下がります。また、一日や二日、継続できない日があっただけで、自分を激しく責めると、やる気が出るどころか自暴自棄になり、目標自体を投げ捨てて、余計落ち込むことにもなりかねません。

 かつては私も、自分に厳しくしないと、何事も達成できないと思っていました。しかし、「大きな成功を収めたときと同じように、小さな成功を喜ぶことが、結局大きなことを成し遂げる秘訣なんだよ」という、一代で財を成し、人格者でもあったお客様の言葉を聞いて、考えが変わりました。人は、報酬が得られるときに行動するそうです。自分を„素晴らしい“と思えることは、なによりの報酬。それを与えず、自らに鞭ばかり打っていては、継続できなくて当然ですよね。

 決めたことができない期間があっても、それを必要以上に責めず、ただただ、「またやろう」と思うことも大事。「ちょっとあいだが空いたけど、そんなときもある。また今日からやろう」、そう思えば継続につながります。それから、習慣化への最初の一歩はごく小さく。自分にとってやりやすい、続けられる方法を見つけることも重要です。自分自身を労い、認め、責めず、自分にあったやり方で進みたいものですね。

metro216_otafuku-01.png






この記事をシェアする

LATEST POSTS